センチメンタル・ジャーニー(6)

メイン会場は、今年廃校になったばかりの旧当尾小学校。
まずは、この小学校を使って作品の展示ができるかを、
作家さんに見てもらわなければなりません。

今年は準備期間がなかったことから、
2010年、2011年と木津川アートに参加された作家さんに
お声かけしました。

6月23日、24日の2日間、
「作家による空間探しツアー」が実施されました。




メイン会場の小学校をおもしろい!と感じてもらわないと
「木津川アート2012」は実現しません。
作家さんは、どう感じるのだろう?
ドキドキしながらお迎えしました。




いろいろな教室や部屋を覗くたびに、
歓声があがります。
小学校という場所は、大人を子どもに戻してしまうものなんですね。




今回のテーマ、「一日小学生になろう!」は、
ぐっと楽しいものになりそうだ、密かにそう確信しました。





学校周辺も歩きました。
自然の豊富な景観を、みなさん思いっきり楽しんでいるようでした。




アップダウンの多い里山の道。
果たしてみんな歩いてくれるだろうか?
ここで作品が展示できるだろうか?


スタッフも作家も手探りの中で、
実現可能な木津川アートを
シミュレーション、イメージしながら過ごした2日間でした。














センチメンタル・ジャーニー(5)

今思えば、この頃(まだ空間探しをしていた頃)に出会った方々とは、
木津川アート開催まで、ずっとお世話になることとなります。


当初から応援をしてくださったY先生と奥さん


展示会場を提供してくださったYさん


作家さんを泊めてくださったUさん


会合中におじゃまをしたらスイカをごちそうになったり。


気軽に山羊や鴨を見せてくださったギャラリー和楽のYさん


寄るといつも珈琲をごちそうになったはあぶやさん。


そして、いつも相談にのってくださったKさん。

少しずつ、
本当に少しずつ、私たちは受け入れていただいたように思います。

決して十分な準備期間とは言えませんでしたが、
とても大切なプロセスだったのです。



つづく・・・・。









センチメンタル・ジャーニー(4)

当尾の南には、浄瑠璃寺、岩船寺という有名なお寺があり、
観光客が多く訪れます。



浄瑠璃寺の庭は、ワイルドガーデン的なところがホッとします。
外国からのお客さんが来たときには、
奈良と併せて必ずお連れするコースです。

木津川アートとして、なにかコラボレーションできないかと、
改めて何度も足を運びました。


浄瑠璃寺で見た睡蓮


紫陽花の向こうに見え隠れする池


参道の紫陽花も見事でした。



紫陽花といえば、岩船寺。
早い時間に行くと、
ベストショットを撮ろうとしている人々にたくさん出会います。




今回、岩船寺横の白山(はくさん)神社に初めて行きました。
知ってるようで何も知らないんだなあ、と気づきました。

そう、「木津川アート」によって、今まで知らないわが町に
どれだけ気づかされたことでしょう。



カラーの花に振り向き、


息を殺してトンボに近づき、


カエルの呼吸をじっとみつめ・・・・。


こうやって、少しずつ当尾の匂いや空気を吸って、
すり寄っていきました。

でもまだ当尾に住んでいる方々には、
近づけていない状態でした。



つづく・・・・。








センチメンタル・ジャーニー(3)



Kさんとの出会いをきっかけに、
少しずつ当尾を知る機会が生まれました。




さっそく仲間をKさんに紹介して、
すてきな景色を案内してもらいました。

普段は誰も歩かない道を、草を分け入りながら歩けば、
それだけでワクワクドキドキの散歩になりました。





棚田は特に感動の場所でした。
一部は、もうお米を作っていない田んぼもありました。
確かに休耕田は、棚田の一番美しい姿ではありません。
でも、そこに、村の歴史や郷愁がいっぱいあふれていて、
こういう場所を、木津川市民に見せたいなあ、と強く思ったものでした。




沢ガニが目の前を横断したり、



野アザミが一つポツンと咲いていたり。

何気ない生き物の姿に、「わあっ!」って思わず声を挙げていました。
子供にかえったような気持ちでした。

    ●



結局、木津川アート2012では、
ヒミツの竹林も、棚田も、作品展示コースにはならず、
みなさんに見てもらうことはできませんでした。

それもまた仕方がないことです。


しかし、そういったプロセスを踏んだことで、
いっそう当尾が好きになっていったわけです。

「空間探しツアー」は、表に出てこない部分ではありますが、
何より大事なプログラムなのです。



つづく。












センチメンタル・ジャーニー(2)



当尾で、一番最初に知り合えた方は、
「高去」(たかさり)にお住まいのKさんでした。

スタンプラリーのバス停のハンコが見つからなくて、
「どこ?どこ?」と迷われたあの辺りが高去という地域です。
そこからまだ坂を登ること3分のところに
Kさんのおうちがあります。

昔から住まわれている日本家屋の一部をサロンのように改装され、
それがなんとも心地いいのです。



Kさんは、
ご自分が食べる分のお野菜を育て、
庭に花を植え、
雨の日は、育てた花を活けて、それを絵にする、
というすてきな毎日を送っておられます。



とても大変なことですが、
それをさらりとされているKさんに、いっぺんに憧れてしまいました。



当尾に用事があって訪れたときは、いつもお宅におじゃましました。
手作りケーキをごちそうになったり、冷たいお茶をいただいたり。
そして、夕暮れまで話し込むのでした。

このケーキも、かかっているブルーベリーのソースも
Kさんのお手製です。



こちらはログハウス。

一人でいることも、
また人と集うときも、
どちらも充実した時間の使い方をされているのを見て、
「あ〜、こういう生き方っていいな」と何度も思うのでした。

こういう方に出会うと、
田舎であって、決して古くさくない、
十分に刺激的なところだなあと、そのたびに感じていました。




こうして、
なにかにつけてKさんのおうちに寄るようになったのでした。




つづく。










センチメンタル・ジャーニー(1)

このブログの recent coment に

「余韻を楽しんでます。もう少し、更新を楽しみにしています。]
というコメントが来ました。

うれしいいですね。
私も同じ気持ちです。

では、木津川アート2012を振り返る旅にでましょう。

題して、「木津川アート2012センチメンタル・ジャーニー」。

覗いてくれる人がいる限り、
更新していくつもりです。

また、木津川アート参加作家さんの展覧会情報なども、
できる範囲でお伝えしていきます。

木津川アート作家さんのファンは、
引き続きご利用ください。


●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●  ●



当尾に最初に訪れたのは、2009年。
木津川アートの提案書をつくるために
木津川市のいろいろな所をリサーチしたときに、
当尾も候補に挙げていました。

ただ、その時は、ギャラリー和楽さんと、
小学校前のたばこやさん、
そして当尾公民館しか印象にありませんでした。




そして2012年の春、
再び訪れた時、
旧当尾保育園から畑を通ってゲートボール場に向かう途中の畑で、
声を失いました。

梅、桃、菜の花に囲まれた畑、
澄んだ青い空、
そこで黙々と作業をされているおばあさん。

桃源郷とはこういう所をいうのではないかと、
決してオーバーではなく思ったのです。

声をかけたら優しく応じてくださったことも
なんだか、ほっこりした瞬間でした。






蔵、土塀、次々と昔ながらの風景が現れ、
木津川市にこんなすてきなところがあるのかと、
興奮しました。



ゲートボール場の桜が満開の頃は
さぞかし華やかな景観でしょう。

映画のセットを見るような気持ちで、
小径を歩きました。



ゲートボール場のベンチは木製。
この値打ち物のベンチに座って、
ゲームの順番を待っているおばあさんたち。



子供達の声が聞こえなくなった保育所・・・。

なにか、ここでできないものだろうか。

いつの間にか、そんなことを考えていました。


つづく。










今日の3枚



吹き出しプロジェクト、今回は白い風船です。

そうそう、私も給食大好きでした!!!!





2時限目、「ペーパークラフト教室」
加茂の赤レンガランプ小屋を作りました〜!
簡単バージョンも用意されていましたが、
みなさん難しいバージョンに挑戦されました。
でも、満足感はいっぱい!
おつかれさまでした〜!





3時限目、「解読加茂の昔話」の授業風景。
加茂には、いっぱい民話や言い伝えが残っています。
木津川アートによって、自分の街に誇りを感じたアーティストの
1冊の本を編集するまでのお話し。

さて、写真は・・・・・・・

みごと吹き出しプロジェクトによって、
1コマのマンガのようになりました。

明日も特別に吹き出しプロジェクト、されるそうです。
希望者は、公民館1階にゴー!


木津川アート、いよいよ明日がフィナーレです。













本日の5枚



昨日とは打って変わって、
穏やかな暖かい一日でした。

雑然とした職員室に、
鮮やかな果物の色が、ホッとさせてくれます。
緑色の変わった果物はフェイジョア。
地元の方からいただきました。






可愛いミニバーガー。
今日の購買部のパン屋さんが持って来てくれました。
ホントに可愛くて、思わず写真に。







さわやかな朝から、いきなり夜です。

「天体観測クラブ」がありました。
参加者11名。
天体望遠鏡が、小学校グラウンドに4つ設置され、
上級生の指導の下、秋の星座と木星を楽しみました。

木星とその惑星4つがはっきりと見えましたよ!

一番わかったことは、
スバルとアンドロメダ座を見間違えたり、
光年の説明を聞いても、あんまりよく理解できなかったり、
小学校の頃と少しも成長していないことでした!!!

でも、当尾の空は星がきれいに見えました。
クラブに入りたい方は、
「入部希望」と返信ください。
部長をご紹介します。



帰り道、木津川アート作品に会いました。


永田幹さん「イス」


小川しゅん一さん「飛び出し坊やたち」



木津川アートも残り2日となりました。










今日の3枚

黄金色に輝くイチョウの横には、
日々紅葉していくモミジがあり、
図書室からその2本の色づきの過程がよく分かります。



思えば半年前、
「秋には、どんなにきれいなことだろう?」と
想像しながらこの小学校の下見を重ねてきた日々を思い出します。

想像を裏切らないすばらしい眺めが目の前に広がっています。
この風景は、3階図書室からご覧ください〜。




曇り空やにわか雨など、
寒さに加えて空模様も変わりやすい秋の空。
でも、八幡さまへのアートコースは、ちょうどいいハイキングです。
どうぞ、お越しください。

コース途中には、作品もいくつかご覧頂けます。
その一つが、「飛び出し坊やクン」。
地元のお婆ちゃんがモデルになってできた作品です。
特にここは双子になってしまったお婆ちゃん。
「かわいい!」の声が観客からあがります。




さて、こちらは別のお婆ちゃん。
アートのコースのために、畑のあぜ道を通らせてもらっています。
いつもいつも、ありがとうございます。

うわ〜っ、
当尾ごぼうを収穫されていますね。

そうです、
当尾といえば「ごぼう」と言われるほど、
当尾のごぼうは美味しいと有名です。

実は購買部では、売れ行きナンバー1!の売れ筋商品なのでした!

それにしても、いつもいつも農作業をされているパワーに脱帽です。
そしていつも笑顔のおばあちゃん!

畑の中を通らせてもらって、
ありがとうございました!!!!









今日の5枚

毎日、当尾に通っていますが、
今朝は、当尾に入るなり景色が茶色く感じました。

今朝の冷え込みが、木々の葉を一気に変えたのでしょう。
そんな変化を見つけられたこと、
それが小さな嬉しいこと、でした。



それにしても、小学校の横の國栖神社のイチョウの木は、
それはそれはみごとです。
晴れた日は、この木の下でお弁当を開く風景を
たくさん見てきました。

風が吹くと、きれいな黄色い葉っぱが吹雪きのように舞い、
思わず「わ〜っ!」て声が出るほど、美しい映像です。




これは、tagirukaさんの作品のある「祇園さん」
階段を上る前の手水石に浮かぶ紅葉です。
イチョウの何千枚の黄色い葉っぱに心揺すられ、
たった一枚の赤い葉にも心奪われる。

当尾は、もう写真の題材が山ほどあります。




平日は、ふるさと案内人・加茂のみなさんによる遠足を実施中。
写真は、Aコースを歩かれたみなさんと記念撮影。



金蔵院近くの民家では、山羊を飼われているお宅があります。
山羊かわいい〜〜〜!
でも、グロリスの方がもっとかわいいもんね!!

グロリスは、今週末に現れます。
乞うご期待!





木津川アート2012は、
JR加茂駅からバスでお越しください。

JR加茂駅で、バスの時刻、他の観光地への行き方アドバイスなどを
丁寧にご案内しています。

JR加茂駅では、受付で「木津川アートに来ました!」と
声をかけてくださいね。
寒さで凍え死にそうな受付嬢も、
その一言で、シャキーンって元気になりますので。

よろしくね〜!









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