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2019.08.07 Wednesday

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    恭仁宮大学 第3回講座 後半

    2017.07.24 Monday

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      「聖武天皇・遷都の旅」バスツアー後半です。
      バスの中で各自お弁当を食べて、滋賀から難波宮を目指しました。
      到着したのは、大阪歴史博物館

      『難波宮』(なにわのみや)


      大阪歴史博物館の地下には、難波宮を調査発掘した跡がそのまま保存されています。
      ふつう、調査後また静かに土を入れ戻しますが、
      大阪の一等地でこんな贅沢な保存ができるのも、歴史博物館ならではです。
      (この遺跡の下にNHKとの共有の駐車場、という構造になっています)


      (注)地下の遺跡見学は、要申し込みです。


      地下見学の後、いよいよ10階の展示会場へ。


      難波宮の想像図や地図、発掘物などを観覧しました。


      ホールの難波宮関連の映像(約5分)が終了すると、壁のブラインドが静かに上がり・・・・


      眼下に現在の難波宮跡が目に飛び込んできました。
      すばらしい演出です。


      猛暑のこんな日でも、冷房の効いたところから見下ろせるなんて、楽チン〜。
      1300年前の都を想像しながら眺めるのでした。


      「はいっ、難波宮も無事クリア〜!」


      『平城宮』(へいじょうきゅう)


      大阪中央区から阪神高速、第二阪奈道路を通って、
      いよいよ奈良の平城宮に到着です。


      大極殿からの眺めもすてきですが、
      今回はここから西の生駒山を背景に、その壮大な景観を楽しむことにしました。


      芝野さんの解説に、みなさんからの質問が飛びます。
      かすかに夕方の風も吹いていました〜。

      聖武天皇さん! ますますあなたが何を考え、何をしようとしたのか、
      その真実を知りたくなりました。
      それを想像することの楽しさも味わえたツアーでした。

      『木津川市役所』


      講師の芝野さん、長澤さん、
      バス運転の古川さんたち、
      無事に、そしてとても有意義な時間を過ごせました。
      1日ありがとうございました!!!


      厳しいスケジュールを、みなさんよくがんばりました!
      「聖武天皇の4都、制覇したど〜!」
      「お疲れさまでした〜!」

                    ◎

      さて、基礎講座が終了し、次回8月5日は、いよいよ「ゼミ登録」です。
      「ゼミ登録」から参加したい?
      オッケーです。まずは下記にお集まりください。

      8月5日(土)午前10時に、
      瓶原公民館(木津川市加茂町岡崎考14)にお越しください。
      午後は、恭仁宮跡にて、懇親会BB(バーベキュー)します(参加費¥1,000)

      ご興味のある方、お問い合わせ:木津川アート事務局 0774-73-8191に。











      恭仁宮大学 第3回講座

      2017.07.20 Thursday

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        回を増すごとに、受講者の人数が増えていくのを感じます。
        第3回講座「聖武天皇・遷都の旅」と銘打ったバスツアー。
        京都・滋賀・大阪・奈良、の四都を1日で回るという企画です。

        4つの都を繋げることで、
        短い期間に遷都を繰り返した聖武天皇の思いに近づくことができるでしょうか。



        抽選で選ばれた40名の受講者のみなさんが、
        2台のマイクロバスに乗り込み、さあ、木津川市役所を出発です!

        『恭仁京』(くにのみや)

        最初に訪れたのは、『恭仁宮』(京都・木津川市)。
        国分寺跡として残る塔の礎石を見学。
        解説をしてくださるのは、木津川市 文化財保護課の芝野康之さん.



        大極殿跡


        『恭仁宮』をクリア。

              ◎

        『紫香楽宮』(しがらきのみや)

        東北の道、とよばれた道を聖武天皇は通って滋賀に向かったと言います。
        なるべくその道に近い道を予想しながら和束町を抜けて約1時間。


        『紫香楽宮』に着きました。
        宮町遺跡の資料館にて、宮殿想像図を3Dアニメーションでお勉強。




        解説は、甲賀市歴史文化財課の鈴木良章さん
        休館日にわざわざ開けてくださって、解説までありがとうございました!


        木津川市文化財保護課の長澤拓志さん(左)と甲賀市歴史文化財課の鈴木良章さん(右)。


        今は田んぼとなっている宮の跡。
        目を閉じ、ここに都が建てられた当時の様子を想像します。
        なぜここだったのか?
        なぜ?

        『紫香楽宮』クリア。

        「聖武天皇・遷都の旅」後半へつづく・・・。

        恭仁宮大学 第2回講座

        2017.07.17 Monday

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          第2回講座は、瓶原公民館にて行われました。


          木像2階建ての古いたてものは、もと町役場だったそうです。



          歴史を感じさせるここは、これからもいっぱいお世話になりそう。
          (写真は、春のまち歩きの時のものです)


          1時間目は、考古学イラストレーターの早川和子さんが、
          日本各地の遺跡から依頼されたお仕事のイラストを元に、
          「足下には歴史が眠っている」というタイトルで話されました。


          石器時代から飛鳥時代までの、限られた出土品から導き出された人々の暮らし、
          その謎を紐解く学芸員、学者とのお仕事の進め方、
          イラストを描くときに思いを込める作家の目線・・・・、

          そんなお話の数々は、想像の世界を形にする楽しさを伝えてくれました。
          そして、遥か昔の人々と現代が繋がった時間でした。


          2時間目は、瓶原出身の岩田孝一さんの「瓶原四方山話」。
          東京の大学行って、またUターンされたからでしょうか、
          ふるさと瓶原の良さを、掘り起こし、残そうと思う気持ちが伝わってきます。
          「加茂の昔話」の展示、
          瓶原地域で撮られた映画「大喧嘩」(おおでいり)の説明では、
          昭和39年の景色が、今もそれほど変わっていないことに感動しました。
          大川橋蔵、西村晃・・・、十朱幸代はめちゃ可愛かったですね。


          2代目の恭仁大橋の姿、
          祖父さんの頃の新嘗祭の模様、
          戦後の加茂駅周辺の写真など、参加者の中から「懐かしい!」という声が・・・。
          お二人の楽しいお話に、受講者はずっと熱心に聞き入っていました。
          また1つ、瓶原という地域の歴史に触れることができました。

          50人を超える受講者で、教室は入りきれないほど満員。
          その熱心な勉強態度は、どの大学の授業にも負けていませ〜ん!

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