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2019.08.07 Wednesday

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    山城まちあるき<その3>南平尾〜北河原〜神童寺(3)

    2015.09.29 Tuesday

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      さて、不思議な名前の「河川レンジャー」からバスで移動し、
      湧出宮へ。




      伝統行事「アーエーの相撲」が行われていました。
      地域のこどもたちが、境内で相撲を奉納していました。
      「アーエーの相撲」や「百味の御食」などの涌出宮の宮座行事は、
      重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事だそうです。




      中津川先生によると、涌出宮の境内からは、
      発掘調査などによって縄文時代の土器や石器も見つかっているそうで、
      古くからこの土地には人が住んでいたようです。
      参道は立派なイチイガシ林となっていますが、
      これもこの地が太古の昔から大切にされ続けてきたことを物語っています。




      そのあとまたバスに乗り込み、神童寺にやってきました。
      お寺の方のお話をお聞きすると、神童寺は修験道の役行者ゆかりの寺とのこと。
      春には、境内に植わっているミツバツツジが満開になり、花のトンネルのようになるそうです。




      みんなでお参り。
      本堂には、大きな蔵王権現さまがいらっしゃいました!





      そこから石段を登ってさらに上へ。
      収蔵庫に案内していただきました。




      ここにも、重要文化財に指定されているたくさんの仏さまがいらっしゃいました。
      その多様さにびっくり!こんなに素晴らしい仏像が山城の奥にいらっしゃったのですね。
      詳しくは、木津川市観光協会ホームページ、文化財ページにも記載されています。
      木津川市には、ほんとうにすばらしい文化財がたくさんあるのだということを実感しました。
      写真撮影は禁止ですので、早川和子さんのスケッチで雰囲気をおすそわけ。




      神童寺収蔵庫前からの眺めは最高です。


      そこから一旦解散し、参加希望者だけ車で移動。
      前回のまちあるきで訪れた蟹満寺の近くにある「AOTAKE」に行きました。




      竹林が目の前に広がる、素晴らしいロケーション。
      古民家をカフェにしたお店です。









      「すすすす・・・ステキやん!!!」
      建物も、そこから見える景色も全部が素敵。
      畳の間で、みんなでジュースをいただきました。
      玄関を入って右手には土間もあり、板の間のギャラリーもありました。
      来年行われる木津川アート2016とどのように絡んでいけるのか、とっても楽しみです。


      こうして、計3回の「山城まちあるき」は一旦終了。
      山城地区のことを知る、とても楽しいまちあるきとなりました。
      参加してくださったみなさま、ありがとうございました!
      次回はあるのか、ないのか?!
      ここでもお知らせしますのでお楽しみに〜♪



      山城まちあるき<その3>南平尾〜北河原〜神童寺(2)

      2015.09.28 Monday

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        さて、まちあるきはまだまだ続きます!
        これまた路地を進む。




        柘榴(ざくろ)の木を発見!




        木津川市の仲良し親子。小学4年生の女の子がお母さんと参加してくれました。
        「おいし〜い〜?!」と聞いたら「・・・・・・・・」
        なんとも絶妙な表情をしてくれました(笑)




        さらに進む!




        すると、またまた鳴子川のそばの道に出ました。
        前回のまちあるきの際のお話に出てきた「市姫伝説」「火の玉伝説」の道が先に見えます。




        鳴子川の堤防には、彼岸花がたくさん咲いていました。
        真っ青な空と、真っ赤な花。





        これまた、面白い建物に着きました。「藤原商会」さんです。




        元町長の藤原さんのお話を聞きました。
        また、建物をぐるりと一周案内してくださいました。




        噂で聞いていた素敵カフェ、「Lantana」さんを発見!
        (発見というか、わたしが場所を知らなかっただけですが・・・)
        この日はお休みでしたが、中をのぞくと、一脚ずつ違う木の椅子が並ぶカフェでした。
        机のうえには「モーニング500円」のメニュー。雑貨もありました。
        (Rantanaさんホームページもご覧ください!http://cafelantana.com



        そのあと、少し歩いて「秘密基地」へむかいました。
        ひ み つ き ち ・・・?!
        このツアーを計画して下調べをしたスタッフがそう呼んでいる場所へ、皆を連れていってくれました。
        「ほぅ・・・!!!ひ み つ き ち や!!!」
        秘密基地なので、このツアーに参加された方だけのひみつです。




        開橋のふもとの、このあたりの出来事です。(ここまで書いたらわかるか汗)




        「キターっ!おひるやー!」
        Lantanaさんのすぐそば、「ひらき」さんでお昼です。




        「若いカワイイ子が煎れてくれたお茶は美味しいねぇ〜」
        なんて言いながら、みんなでお昼をいただきました。
        この「ひらき」さん、外から見るには小さく見えるのですが、奥にずんずん進むと大きな広間がありました。




        休憩もできたところで再出発。
        すぐそばを流れる木津川のふもとにある、四角いかわいい建物に向かうようです。




        2階建ての屋上にあがると、素晴らしいながめ。左には木津川、右には田んぼが広がっています。
        生駒山も、若草山も三上山も見えました。




        せっかくなので、ここで記念撮影!


        山城まちあるき(3)は、もう少し続きます。


        山城まちあるき<その3>南平尾〜北河原〜神童寺(1)

        2015.09.28 Monday

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          先日の27日、「山城まちあるき<その3>南平尾〜北河原〜神童寺 編を行いました。
          この日は晴れて、暑いくらいのお天気。
          先々週にひきつづき、中津川先生の案内のもと、みんなで楽しく山城を歩きました。




          この日も、棚倉駅横にある「たけのこ集荷場」集合です。




          西谷さんの持つ、オレンジ色の「木津川アート旗」を先導に、
          今日は棚倉駅から南側へ。
          写真右手の少し近代的に見える建物は、
          棚倉駅の東側から西側へ抜ける、大きな地下通路の入り口です。




          今日の行程は、棚倉駅からすぐのところにある涌出宮からスタート。
          私たちが着いた時、「アーエーの相撲」と呼ばれる相撲の奉納の準備をされていて、
          宮司さんにお話しを伺うことができました。
          「あーえー」という言葉は、「お供え」からきているそうです。



          社務所の向かいにある、立派な建物。




          また、来月には「百味の御食(ひゃくみのおんじき)」という伝統行事が行われるそう。
          写真つきで解説していただきました。




          神社の奥に進むと、前回のまち歩きで頭をかがめながら歩いた不動川のトンネルに、
          かつて設置されていたという石碑が置かれていました。
          昔は、現在よりも川底が高い位置にあった不動川。
          その下をくぐるトンネルも、今のような天井の低いトンネルではなかったそうです。
          昭和28年の水害を機に、いろいろなものがその風景を変えていきました。




          さてここからは、まちあるき恒例の「狭い路地歩き」!
          北河原の集落を進みます。




          狭い路地を抜けると、北河原区公民館に着きました。
          ここにも水害の碑があります。




          ここでも、たくさんの方が亡くなられたのですね。
          石碑に文字が彫ってありました。




          その公民館の敷地内に、顔にお化粧したお地蔵さんが並んでいました。




          このお地蔵さんはどうしてお化粧をしているのですかね〜?!
          さっき見た、石碑に刻まれたお名前に女の人や子供が多かったからかなぁ〜?
          などと、みんなで意見を交換中。
          みんなでまちを歩くということは、こういう面白味がありますね。




          そこからまた、細い路地を歩いていくと、道中にアートな家を発見!
          みんなでわいわいその絵を見ていると、家のご主人が出てこられました。
          お話によると、この絵は娘さんが描かれたものだそうです。




          お隣さんとの細い隙間しかない壁面にも絵が描かれています。
          総勢20数名で、偶然お会いした地元の方をも巻き込んで(笑)木津川アートツアーは大盛り上がり。


          大にぎわいなツアーは、(2)に続きます。。。!


          山城まちあるき<その2>棚倉から平尾、綺田編(3)

          2015.09.17 Thursday

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            さて、蟹満寺でお昼ご飯を食べて再び出発です。



            そこの道にも、山城古道マークを発見。




            蟹満寺の北側を東西に流れる、天神川沿いに歩きます。




            川の中に魚発見!
            「あそこ!」「あそこ!」と、みんなで眺めています。




            その川の下を、JR奈良線が走っています。
            なるほど、不思議な光景ですね〜。




            しばらく歩いて、大きな道にでました。
            その傍ら、水面に咲くバイカモの花を発見。
            普段なら見過ごしてしまいそうな小さな白い花。
            歩いていると、こんな小さな発見がすごくうれしかったりします。




            棚倉小学校近くの風景。




            そこからすぐ近くの、天井の低いトンネルに着きました。
            「僕は(頭)つっかえるな」と、中津川先生の説明を背に、確認中です。




            不動川をくぐるトンネルは、なんと高さ1.6メートル。
            昔は、川の位置がもっと高かったので、もっと大きなトンネルがあったのだそうです。




            トンネルの中は声がよーく響きます。
            大人たち20人余りが、わぁきゃぁ言いながらトンネルをくぐりました。
            すぐ近くの、棚倉小学校の通学路でもあるそう。
            小学生たちも、こんなふうに通学しているのでしょうね。




            路地を抜けると、水害の記念碑がありました。
            昭和28年の水害はこの地域にとって、とても大きな出来事だったことがうかがえます。
            石碑に使用されている石は、通称「こんにゃく石」。
            橋石として利用されていたものだそうです。

            また、この地域には「市姫」の昔話が伝わるそう。
            今年の木津川アートの「マチオモイ帖P」のネタになりそうなお話をここでもたくさん聞き、
            想像を膨らませました。




            そこから歩いて、スタート地点の棚倉駅方面へ向かいました。




            途中、崩れかけの小屋か家を発見。
            同時に、トンボの大群を発見して、遊ぶみなさん。




            そしてまたまた、「激安自販機」に盛り上がり、列から遅れるみなさん。
            「50円やー!」と、みんなでジュースを大人買い。




            そして、最後に「涌出宮」にみんなで行きました。
            雨をもたらす神として古代農耕民に崇拝されていて、中世以来続く宮座行事は
            国の重要無形民俗文化財に指定されているそうです。
            この、「アーエーの相撲」を、次回のまちあるきでは見学します!



            最後はみんなで記念写真。




            快晴のもと、山城まちあるき第二回は無事終了しました。


            今回のまちあるきも、みんなで歩くことや、中津川先生の説明を受けることにより、
            より深いものとなりました。
            何気なく歩く道にも、実はたくさんの歴史が詰まっているものなんですね。
            また、道中には、トンボやアゲハが飛び交っていたり、川を泳ぐ小魚やバイカモ
            の花を見つけたりと、歴史や自然を身近に感じることのできたまち歩きになりました。


            さて、次回の山城まちあるきは 9月27日(日)10時から 棚倉駅東 たけのこ集荷場集合

            またまた中津川先生と共に、北河原集落から開橋までを歩きます。
            「涌出宮」にて、アーエーの相撲を見学。
            神童寺にも行きます。

            詳しくは、木津川アートホームページ こちらをご覧ください。

            申込・問合:木津川アートプロジェクト事務局(木津川市観光協会内)
            TEL:0774−73−8191(各コース前日までに)
            参加費:500円(お弁当代・当日徴収)


            一緒に、山城のまちを歩きましょう!
            たくさんの方々の参加をお待ちしています!

            山城まちあるき<その2>棚倉から平尾、綺田編(2)

            2015.09.15 Tuesday

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              さて、前回↓のつづきです。
              線路を渡ってさらに進み。。。






              水路と民家と田んぼと畑の間を進みます。




              みんなでぞろぞろと歩きながら、道端にある草花を見つけては、
              「これはナニの植物だ」「昔この、節のところがすぽっ。と抜けるところがどこかっていう遊びしながら学校から帰ったよネ。。。」
              などなど、話は盛り上がり、行列は伸び、さらに遅れてさらに進みます。




              お!田んぼの間の道に出ました。




              綺田地域の天神川と不動川に挟まれた一帯は、整備された田んぼが広がっています。
              秋風に吹かれ、まだ青い稲穂が揺れていました。




              その田んぼの真ん中に、災害記念塔がありました。
              この記念塔は、昭和28年の水害時に水に浸かってしまったこの一帯を整備し、
              農地として復旧させた事業の記念に建てられたものです。
              昔は、この位置に綺原神社があったのだそうです。




              記念塔の裏には、文字が刻まれていました。




              ここでも、中津川先生のお話を聞きながら、
              その時の水害がいかに大きなものであったか、想像していました。
              それぞれ、いろんな思いでこの場所にとどまっていました。




              そこからさらに進むと、「がま」が生えていました。
              「なんですかそれは?!」と聞くと、「因幡の白兎」に出てくる。。。と、これまた立ち止まり。。。




              種を飛ばしたり、吹き飛ばしたり、こうして盛り上がりながらさらに列は延びます。。。




              少し歩くと、綺原(かんばら)神社に着きました。




              水害記念塔の位置から移動される前には、ここは天満宮だったそうで、境内には
              牛の像があります。




              さて、蟹満寺に着きました!




              ここには、白鳳時代の金銅仏、釈迦如来さまや、他にもたくさんの仏さまがいらっしゃいます。
              全員でお堂に入らせていただきました。
              お堂内は撮影禁止です。




              見学のあと、蟹満寺の建物の一室をお借りして、お昼をいただきました。
              大きな机を囲んで、がやがやと美味しくいただきました。
              たくさん歩いたあとのお弁当は美味しい!




              山城にある、中華料理店「萬盛」さんのお弁当。
              「唐揚げがでっかいぞ!」


              お昼をいただいてからのまちあるきは、(3)に続きます。

              山城まちあるき<その2>棚倉から平尾、綺田編(1)

              2015.09.14 Monday

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                先日の土曜日、山城まちあるき<その2>を、秋晴れの中行いました!



                これまでの木津川アートの舞台ともなった、上狛駅の次の駅が棚倉駅です。
                こちらも、かわいい駅舎です。
                前回の大雨とは打って変わって、この日は気持ちのいい快晴!




                その棚倉駅東側にある、たけのこ集荷場に集合。
                山城はタケノコの産地。春には、この市場をたけのこが埋め尽くすそうです。

                本日の案内人、中津川先生に挨拶して、いざ出発!




                まずは、JRの線路沿いを歩きます。




                線路を渡ってすぐに、民家の間の細い道に入ります。




                道に印が埋め込まれていました。
                これは、山背古道のマークです。
                立ち止まって、「木津川アートのマークに似てる!?」などと大盛り上がり。




                しばらく山背古道を歩きました。
                本日の案内人、中津川先生は、山背古道探検隊の隊長でもあられます。
                山背古道は、木津川市州見台にある上人ヶ平(しょうにんがひら)遺跡公園から
                城陽まで続く約25キロの散策道です。




                不動川の堤防に着きました。
                不動川は周囲よりも高いところを流れる天井川になっています。
                昔は、今よりももっと川が高い位置にあったそうです。
                明治時代には、オランダ人技師デ・レーケがこの川の上流に堰堤を築き、治水を図りました。




                説明を受けて、さらに進みます。




                綺田(かばた)ふれあいセンターに着きました。
                この日は木津川アートツアーのために、入り口をあけてくださいました。




                中にあがらせてもいただき、見学。
                「あれにも、これにも使わせていただけたらうれしいな。。。」
                もくもくと、いろんな想像をしながら見学しました。




                新しい家もたくさんある街並みを、またまた線路に沿って歩きます。




                線路の先には、奈良線不動川隧道が見えます。
                奈良線は明治時代からある路線です。
                線路の上を不動川が流れています。




                素晴らしい青空!
                ツアーはまだまだ続きます。
                続きは山城まちあるき<その2>棚倉から平尾、綺田編(2)にて。。。


                山城まちあるき その1 上狛〜椿井編<後編>

                2015.09.07 Monday

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                  さて、↓のつづき、後編です。






                  西福寺は、山城国一揆のキーマンである狛氏ゆかりのお寺です。
                  まちの歴史はひとの歴史でもあります。
                  当時からつながる命の連鎖が、歴史としてこの場所に受け継がれていることを感じました。




                  さらに少し歩いて、大きな井戸に到着。
                  「狛どんの井戸」と呼ばれる井戸がありました。
                  金具には、なでしこのデザインがあしらわれていました。




                  こちらは、重要文化財の「小林家住宅」
                  この日、最も雨が大降りな時間帯でしたが、
                  茅葺の屋根にあたる水滴がとても綺麗に見えました。




                  さらに少し進むと、赤レンガでできた橋脚が見えてきました。
                  こんなふうに、傘をすぼめて、背を低くしてでないと通れないくらい小さな、かわいらしい橋脚です。
                  JR奈良線が上を走っています。
                  明治時代のものでしょうか。橋の部分は西洋の技術であるレンガ積み、
                  橋を支えるウィングの部分は、日本の石垣の技術が組み合わされてつくられています。




                  さてさて、この素敵な建物は椿井区のまんなかにある「椿井公民館」
                  ここで、待望のお昼。お弁当タイムです!






                  ここでは、お弁当を食べながら大きなスクリーンで「山城国一揆」についての映像を観賞。
                  地元の子供や、小学校の先生らが出演されていました。
                  鎧兜をかぶった、この日の案内人の浅田先生も出演!
                  撮影時の裏話なども聞かせていただき、とても興味深く聞きました。






                  この建物、中もとっても素敵で、ご飯のあとみんなで見学しました。




                  さて、お腹がいっぱいになったところで再出発!




                  少し行くと、またまた赤レンガが見えてきました!
                  隧道の上には奈良線が走っています。




                  さて、ここからは草むらをかきわけて「椿井大塚山古墳」に向かいます。
                  全長100メートルをこえるこの古墳。
                  今日1日だけでさまざまな時代の話が出てきましたが、ついに古墳時代にまで遡りました。




                  探検隊の様相を呈しながら、墳頂部へと向かいます。




                  この古墳からは32枚の銅鏡が出土したそうです。
                  高さ20メートルといわれる墳頂部では、笹の葉の隙間から山城のまちを眺めました。








                  古墳から下山したあとは、「アスピアやましろ」までバスで移動。
                  建物内の、椿井大塚山古墳から出土したという銅鏡のレプリカを見学。
                  実際の場所に行った後でこの施設を見学することで、より深く理解できました。




                  最後はみんなで記念撮影。
                  休憩も含めて、4時間あまりの行程でした。
                  長い道のりでしたが、
                  浅田兼弘氏のわかりやすくて面白い解説のもと、
                  とっても楽しい1日となりました。


                  さてさて、こんなふうな「山城まちあるき」
                  第二回は、12日(土)

                  案内人は、郷土歴史研究家の中津川敬朗氏。
                  山城地域の北部を歩きます。

                  参加費、500円。お弁当付き。お茶はご持参くださいね。
                  要申し込みです。

                  申込・問合:木津川アートプロジェクト事務局(木津川市観光協会内)
                  TEL:0774−73−8191(各コース前日までに)
                  参加費:500円(お弁当代・当日徴収)


                  一緒に、山城のまちを歩きませんか?!
                  たくさんの方々のお申し込みをお待ちしています〜!


                  山城まちあるき その1 上狛〜椿井編<前編>

                  2015.09.07 Monday

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                    先日の土曜日、あいにくの雨模様でしたが、
                    たくさんの方の参加のもと、山城まちあるきを行いました。

                    朝、市庁舎に集合してから、皆でバスに乗り込みました。
                    木津川の堤防の上でバスを降り、この日はスタート。





                    まずは、堤防を降りて泉橋寺に向かいました。
                    木津川アート2010、2011では、開催前や開催中での作品観賞付きまちあるきで、
                    よくこの道を歩きました。




                    泉橋寺の大きな お地蔵さまは、 4メートルを超える大きさから、「山城大仏」と呼ばれていたそうです。




                    注目していなかった石碑にも、よく見ると歴史が刻まれていす。
                    ガイドの浅田さんに丁寧に解説していただきました。




                    そこから少し歩き、上狛の茶問屋ストリートに入ります。
                    この日は「森徳」さんにおじゃましました。




                    お茶をいただきながら、店主にお話を聞かせていただきました。
                    昔は、このお店の前通りから木津川を渡る橋が架けられていたそうです。
                    昭和28年の水害時にその橋は流されてしまいました。木津川の歴史は、水害抜きには語れません。




                    「イ(まるにイ)」の印が入った雨樋を見つけました。
                    あの伊右衛門の「イ」のことです。






                    茶問屋ストリートの中に、ぶどうを売ってらっしゃるお店があるんです。
                    ついつい、女子は寄り道してしまいまして、ぶどうを買いあさりました。
                    (その前の↑森徳さんでも、みなさん次々とお茶を買っておられました。。。)




                    考古学イラストレーターの早川和子さん。
                    さらさらとスケッチしながら歩いておられました。






                    JA倉庫に着きました。
                    2011年でも会場となった場所です。当時の動画を観賞中。




                    国道24号線の上狛交差点を越えて東に入ると、環濠集落の名残を残すまち並みがあります 。
                    集落を取り囲んでいた環濠は、現在も、集落の西端と南端に見ることができます 。
                    今から500年以上前の山城地域の自治意識を感じました。




                    迷路のように入り組んだ細い路地 も、集落の防衛のためなかもしれません。
                    上狛の小路を縫うように歩きました 。
                    集落の出入りのための門は全部で8つあり、夜には門を閉めて、村人たちが交替で門番をしていたそうです 。




                    集落の中には、独特の、風情のある通りが今も残っています。
                    浅田先生の案内のもと、皆でがやがやと楽しく歩きました。



                    山城まちあるきはまだまだ続きます。
                    後編につづく。。。!


                    9月の「月一会」を行いました。

                    2015.09.04 Friday

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                      昨日3日夜、木津川市庁舎横の「木津川アート基地」にて、9月の「月一会」を行いました。
                      先月の「はじめましての会」から少し久々のスタッフ大集合の日。
                      新しくやってきてくださった方もたくさん。
                      この日も、真剣に9月の「山城まちあるき」のことを相談しつつ、笑いの絶えない会となりました。





                      9月は、週末を利用して、計3回「山城まちあるき」を行います。
                      その打ち合わせをしました。
                      このまちあるき、今年の木津川アート「まちおもいP」(マチオモイ帖をつくろう!)企画にがっつり参加しなくっても、
                      「山城ってどんなまちなんだろう」と、それぞれの思いを発見したり、木津川アートの年間行事のひとつとして「ちょっと参加してみよう」くらいの気持ちで参加していただくことももちろん可能です。
                      最初から解散まで一緒に歩かなくても、それぞれの都合で「午前中だけ」参加の方ももちろんオッケーです。
                      詳しくは、お知らせページをご覧くださいね。





                      この日も新しくこの場にやってきてくださった方がいらっしゃいました。
                      地元高校に通う一年生!丁寧に自己紹介をしてくださいました。
                      みなさんの笑い声に若干、びっくりしていたような。。。(笑)






                      そのあとは、それぞれのチームに分かれて少し相談。
                      「マチオモイ帖」をどんなのにしようか、各々盛り上がりました。




                      「月一会」はこんな楽しい雰囲気で、毎月第一木曜日に夜8時から行っています。
                      興味ある方はどなたでも参加いただけます。
                      一緒に、木津川アートを楽しみましょう!


                      次回のブログでは、「山城まちあるき」の様子をお伝えする予定です。




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