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2019.08.07 Wednesday

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    繋がる木津川アート(37)

    2015.06.30 Tuesday

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      園川絢也さんが、今年も「キテ・ミテ中之島2015」に参加、
      その展示を観てきました。



      京阪電車中之島線 なにわ橋駅の改札周辺に作品は展示されていました。




      ドドーンと出現、クリアな色彩はワクワクするようなシチュエーションを演出していました。




      「ウゴメク」イメージを継続して表現。
      この大きさの作品を作り続ける・・・・、
      作家さんを知っていると、その奥にあるパワーにまで思いを馳せます。




      形も色も、整理されてきているように感じました。
      って、偉そうに言ってもた!




      都会の中の「ウゴメク」。
      園川さん、今年も楽しく見せていただきました!












      繋がる木津川アート(36)

      2015.06.23 Tuesday

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        今回も、木津川アート参加作家の個展の模様をお伝えしましょう。



        大西伸明さん
        木津川アート第1回目の招待作家さんです。

            
                          木津川アート2010より

        木津川アート2010、八木邸の蔵では2台のミニが印象的でした。
        2台あるとどちらかが本物で、どちらかがそれを真似たものではないかと思うところ、
        実はどちらもが樹脂による作品であったことを知り、
        さらに迷いの空間へと誘われたことを思い出します。

            
                         木津川アート2010より

        さらに、その技法の巧妙さに唸ったのは、小作品の数々。
        薄暗い米蔵の中で目を凝らし、目をこすり、何度も視るのですが、
        本物の質感しか認識できない。
        またまた不思議の世界に迷い込むのです。
        「みまもり隊」の方の説明を聞かなかった方は、素通りされたかもしれません。

        みなさん、思い出されたでしょうか。






        今回も実物さながらのテトラポットもありながら、





        実は、実際にはない仮想の裏側とその存在感、境界線を意識したと
        今回の個展に際し、作者の言葉として記してありました。




        平面はさらに難しく、
        大西さんの深まっていく意識と実験の断片を感じようとしました。



        時に作品展が難解である時も、
        その作家さんのポートフォリオ(作品集)を順に観ていくと、
        何かしら感じたり、作家さんの目指すものが見えてくることがあります。

        木津川アートで知り合った作家さんの作品展を追っていくのも
        楽しみ方の一つだとおもいます。


        大西さんは、2013年からベルリン芸術大学にゲストスチューデントとして
        海外研修をされていたそうです。
        作家のみなさんの個々の活動を知るたび、
        木津川アートもまた経験を積んでいきたいと思いました。












        繋がる木津川アート(35)ここはどこ?私は誰?

        2015.06.18 Thursday

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          ここはどこでしょう?



          私たちはなぜここにいるのですか?



          なんだか、すこし見覚えのあるフォルムとカラー。
          もしかして、私たちはアリの背中に乗っているのではないですか?



          去る5月、大阪の茶屋町画廊にて行われた「Resonance5 Vol5」にて、
          木津川アートでもお馴染みの、長谷川政弘さんの作品を観てきました。

          木津川アート2014では、横居佳奈さんとユニットを組み、
          2匹の種類の違う蟻の出会いを広い土師山公園で展示していましたが、
          限られたスペースであるギャラリーでは、こんな仕掛けがされていたのですね。




          こちらは、モチーフが原寸サイズの作品。



          蓮、蛙、イモリ・・・・
          まるで今の我が家の庭を表したようなモチーフに心を和ませていると、
          あんれ?ここにも私たちがいる!



          ここにも。



          こっちにもいた!



          彼らの目線が私たちの目線と重なっていき、まるで巨大な蛙を見つめているようです。
          フフフ・・・、不思議な感じ。



          浅山みゆきさんが、少し前に訪れていたと聞きました。
          梅田のど真ん中のギャラリーで、蟻さんは誰かさんと誰かさんを繋いでくれていたのですね。














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