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2019.08.07 Wednesday

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    制作ノート17 <木の舞い 東山佳永さんのこと>

    2014.08.31 Sunday

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      東山佳永(とうやまかえ)さんと、津田翔平さんは、大里会館詰め所で展示をされる作家さんです。
      その東山さんが、暑い暑いお盆に木津川市にまた来てくださいました。
      滞在は5日間。
      東山さんの暑いそして熱い5日間の報告です。



      前回も泊めていただいた福隅さんのお家につくなり、
      「おばちゃ〜んっ!」
      「よう来たね〜っ!」
      おもわず手と手を取り合い、再会を喜ぶ二人!
      その満面の笑顔が、前回の滞在が楽しかったかを表していました。




      テレビのない離れ。
      蚊取り線香を焚きながら、ノートやパソコンで何やら研究中。


      今回、東山さんは、「URの木を切る日」という作業に参加するために
      来てくださいました。
      これは、次回に詳しく報告しますが、
      今回、ある参加作品のために木を切らなければいけなくなりました。
      来年、切られることになっている木ではありますが、
      その前に、木津川アートらしい手の合わせ方はないだろうか?という問いかけに、
      東山さんは「舞を舞いたい」と申し出てくださいました。



      樹木に対して感じることのできるものを、
      そして感謝の気持ちを東山さんの身体表現によって表す。
      それはすばらしい提案でした。
      木津川アートのボランティアスタッフの竹中洋平さんにサウンドをお願いしました。
      竹中さんはドラムを専門とするドラマーです。

      今回のことで初めて会うお二人の打ち合わせ風景。




      次の朝早く、東山さんは西ノ宮神社にお参りに。
      この日は、西ノ宮神社の「月の半ばの神事」のある日。
      ぜひ神事に参加したいという強い東山さんの希望でした。
      長く長く手を合わせる東山さん。




      同じく大里地区の相楽神社にも参拝。
      こちらでは、御神楽とともに神事を見学。
      暑い境内で、微動だにしない姿が印象的でした。

      東山さんにとっての大事な儀式だったのです。



      3日めは、東山さんの展示会場である「大里会館詰所」の大掃除。
      この「おそうじ隊」の模様は、また後日!
      いや〜、この日も暑かった・・・・。




      4日目のリハーサルを経て、
      5日目、いよいよ「URの木を切る日」がやってきました!

      竹中さんが鳴らす鐘の音は、不思議な空気の振動のよう。
      東山さんは、木1本1本に語りかけるように、ゆっくりと撫でて回ります。
      木の精霊がそこにいるのが見えるようです。

      やがて、竹中さんのハピドラムの音にかわり、
      東山さんが舞い始めます。
      動画でならば、そのなめらかな動作がお伝えできるのに、残念!
      いつしか引き込まれるように見入ってしまいました。













      流れるように、飛ぶように・・・。
      美しい・・・!

      木に寄り添い、戯れているようにも見え、
      別れを惜しみ、手を合わせる・・・・。
      準備から関わってきたからそう感じるのかもしれません。

      しかし、はっきりと言えることがあります。
      それは、この瞬間、この景色、この感情を決して忘れないだろう、ということです。

      私たちは、木が無くなってしまったこと、
      昨日まであった建物が今日は無くなってしまったこと、
      そういうことをすぐに忘れてしまいます。

      でも、この日参加した人の心には、東山さんと一緒に舞ったナンキンハゼとエゴノキのことは、
      いつまでも心に残る風景となることでしょう。




      東山さん、
      心からお礼申します。
      本当にありがとうございました。



      こうして東山さんの木津川市での熱い5日間は終わりました。


      神社のことでは相談にのってくださった西谷さん、
      レジデンスではいろいろお世話になった木下さん、林さん、
      ありがとうございました!

      東山さん、次は作品の制作でおあいしましょう〜!
      待ってますよ〜!














      制作ノート16 <宮永甲太郎さんと赤いボート>

      2014.08.27 Wednesday

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        森の中の小さな湖に、赤いボートと二つの影、
        ここはどこ?あなたはだあれ?



        この夏信じられない風景が大里公園で起こりました。
        ちょこっと隠れた場所にあって、利用する人は少ないですが、
        それでも大里公園は、すばらしいところです。
        写真の撮り方一つで、なんか高原の避暑地に見えてしまいそう。




        公園の池を展示会場に選ばれたのが、作家の宮永甲太郎さん
        この日、池の実態を調べるべく、赤いボートを持参してこられました。
        市の職員さんの立ち会いのもと、調査は開始されました。



        助手の鈴木クンと、いざ探検だ!



        「鈴木クン、あっちだ!あっちに行こう!」
        「ハイ、先生!」

        岸辺で見ている私たちは、面白くてシャッターを押し続け。
        いったい、ここはどこなのかと、コチラまで不思議な気分になりました。






        これは、暑さで赤い藻が異常発生したときの様子。
        すごいですね。
        でも、ここは言わずと知れた「野鳥のスポット」。
        暑い日も元旦の寒い日も、美しい野鳥の写真を撮ろうと多くの人が
        シャッターチャンスを狙って、じっと木陰で待機しています。
        木津川アートの時期だけ、ちょっとざわつきます。
        野鳥写真家のみなさん、どうぞ、ご協力おねがいします!




        こちらは、落ち着いた水面の頃。
        季節によってさまざまな表情を見せます。



        「あまり水深はないようだね、鈴木クン」
        「ハイ、先生!」
        (・・・と二人が言い合っていたかどうかは聞こえませんでしたが)




        このあと、URの木を切る作業を手伝ってくださった宮永甲太郎さん(右)と
        助手の鈴木クン。

        宮永さんは怖い先生、って勝手に思い込んでいたのですが、
        お逢いするとすごく気さくな方。
        「そうだよ、僕は怖くないよね、鈴木クン!」
        「ハイ!、先生!」
        (・・・とお二人が言い合っていたかどうかは知りませんが)


        朝早くから一日、本当にお疲れさまでした。
        この秋の大里公園が、とても楽しみです。
        よろしくお願いします〜!





        制作ノート15 <お助けレンジャー Kazu & Gaku>

        2014.08.22 Friday

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          前回は、漁業組合のおそうじ隊についてお伝えしましたが、
          そこにお助けマンの二人がいました。

          誰が呼んだか知らないけれど、人呼んで<お助けレンジャー Kazu & Gaku>
          しかしてその正体は・・・・!
          作家の中島和俊さん中村岳さんです。

          ペンシルレンジャーの時もかっちょよかったですが、
          今回もさらにかっちょ良かった〜!




          東側の囲いのトタンを取り払う作業を、慣れた手つきで見事にこなし、
          今にも崩れそうな軒の補修を二人は見る見る間に片付けてくれました。




          じゃじゃ〜ん、中島和俊さんです。
          木津川アート歴5年。
          鉄の作家であり、立ち上げからのスタッフ、
          苦み走った横顔がステキ、とはちまたの女たちのうわさ。
          彼のいない飲み会は、味噌のはいっていない味噌汁、
          カレー粉入れてないカレー、とまで言われるほどの人気者。




          腰の道具もキラリ〜ン。
          かっちょいいっ〜!




          こちら(左)中村岳さん。
          いぶし銀のように光る大人の渋さ。
          声の大きさなら誰にも負けない今時珍しい無骨な男。
          作品を通してのファンも多く、会場担当の上西さん(中央)もその一人。

          木津川アート歴4年め。
          今回、木津川アートのためにと、「西宮船坂ビエンナーレ」制作中にもかかわらず、
          はるばる飛んできてくれました。
          岳サン、ありがとう〜!



          岳さんの腰の道具もキラリ〜ン!




          おそうじ隊が整備してくれた廊下を
          <Kazu & Gaku>は、きれいに補修してくれました。
          これで足下確かになり、展示会場の安全が確保できました。



          寄っかかったら小屋ごと傾きそうだった軒もしっかり補修。
          わあ!ここにテーブルと椅子を置いたら、みまもり隊もほっこりできるね。



          ありがとう、お助けレンジャー<Kazu & Gaku>
          こんなにきれいになりました。



          上西さん差し入れのスイカを食べながら、お疲れさまでした!
          漁業組合のお掃除と補修は、こうして丸1日かかって完成したのでした。
          「スイカ、うまいぜ」



          木津川市が誇る100円銭湯で汗を流したあとは、
          しゃぶしゃぶ食べ放題でカンパ〜イ!
          岳サン今夜のお宿は、スタッフの濱さんのおうちです。
          濱さん、ありがとう!




          こうして<Kazu & Gaku>は、風のように去っていきました。
          11月の木津川アートには戻ってきて、かっちょいい作品を見せてね。

          ちなみに、中島さんの展示会場は土師山公園
          岳サンの展示会場は、きんでん です。


          おもしろい作品、待ってるよー!
          お助けレンジャー〜!カムバーック〜!







          制作ノート14 <恐るべし、木津川アートおそうじ隊!>

          2014.08.20 Wednesday

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            たとえばおそうじ隊が私一人だったら・・・・?
            たぶん、何一つできない、片付かない。

            過去に木津川アートおそうじ隊の歴史に残る大掃除があります。

            旧南都銀行、しんどかったけど楽しかったなあ。
            鹿背山元気プロジェクトは山仕事が新鮮でした。
            旧山城JA倉庫
            旧加茂JA倉庫の土埃は忘れないけど、とてもいい展示会場になりました。
            木津本町集会所もやりがいありました。
            加茂赤レンガのランプ小屋はお宝の山に息を飲んだっけ。
            加茂の旧当尾保育園旧当尾小学校
            あれは、三重中央開発さんの協力なくしてはできなかったし、
            総勢何十名の過去最高のボランティア数でした。



            数々の伝説のある中、今回の漁業組合跡も、歴史に残る大掃除となりました。
            たちこめる匂いにめげずにみんなでリレーしながら道具を出していきました。



            力仕事もなんのそののおそうじ隊、かっちょいい。
            そう、この日はみんながかっこよく見えます。
            (あ、いつもかっこいいです、と取って付けたようなコメント)





            山のようなトタンや廃材を仕分けして、



            軽トラに積んでいきます。
            この連係プレーもかっちょいい。




            前日の大雨に、建物の中というのに水浸し。
            この水を掻き出す作業に力を合わせて闘うおそうじ隊の面々。
            ホント、すごい匂いなのです。
            すごい!すごすぎるおそうじ隊!



            これ以上は見せられませんが、
            すごい廃屋を展示会場に蘇らせたおそうじ隊、
            おそるべし。



            作家のお友達も応援に駆けつけてくれました。



            もちろん事務局も走り回っていました。



            そして、5時間後。
            あれほど散らかっていた廃屋は、すっかりきれいに片付けられました。



            すっきり。
            うっとり。



            みんな笑顔でお掃除するからいいのかなあ。
            一人じゃ決して味わえないこの感覚、達成感。



            作家の堀川すなおさん



            同じく作家の城戸みゆきさんも、一緒になって片付けた会場が美しくなって
            「がぜんやる気が出てきました!」





            木津川アートが誇る「おそうじ隊」は健在です!


            この日、二人のヒーローがいました。
            次回は、お助けレンジャー<カズ&ガク>の話題をお伝えします。

            おたのしみに。


            制作ノート13 <古屋崇久さんを理解する日>

            2014.08.15 Friday

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              更地になったこの場所はあるお宅の家が建っていました。
              村に京奈和自動車道が通ることになったとき、別の場所に移られました。
              新しく開発された場所と旧集落の境界にある、象徴的な場所とも言えます。




              この場所を展示会場に選んだのは、東京から参加の古屋崇久さん。
              今日の下見には、ツルハシ持参でした。
              土の下が重要だったからです。




              何回かツルハシを振り下ろしその地質を調査します。




              「ガラと粘土ですね」
              「ガラと粘土でいいのですか?」
              「いいですねえ、ここでオッケーです」




              私たちは、審査に通った作家さんを無条件に応援します。
              語弊のある言い方ですが、作家さんが作品を完成させるまで、
              首をかしげながらも共に寄り添っていきます。

              そこに意味があります。
              私たちに考えられる世界ならば、広く作家さんをお呼びしません。
              私たちの思考を越えるような世界を見たい、
              それも出会い(邂逅)であると言えるでしょう。




              空間確認ツアーの時、私は古屋さんのコンセプトが理解できていませんでした。
              でも知ったかぶりで「ふんふん」と頷いていました。
              今回お逢いして、前回よりはずっとわかり、おもしろいと思いました。

              写真左は、市の担当者西村さん
              実務的な打ち合わせをしながら、一生懸命理解されようとしていました。
              「人と木」のご主人も、笑いながら「ふんふん」と言っておられました。
              これからすこしずついろいろな方とふれ合いながら、お互いを理解していくのです。
              楽しみです。

              さてみなさんは、この古屋さんの壮大な計画を支持して、協力していただけましょうか?
              ワークショップで協力して欲しい、と古屋さんから要望が出ています。
              そのワークショップはいたって簡単、10分もかからないそうです。

              ぜひ、事前もしくは会期中の参加をお願いします。
              (ワークショップの詳細は、追ってお知らせしますね)




              何とはなしに謎を残しつつ、古屋ワールドのご紹介でした。

              この後、古屋さんは、当尾観光を楽しまれました。
              当尾小学校まわりの飛び出し坊やをみながら、
              高去(長谷川さん作品)にいき、岩船寺・石仏の道・浄瑠璃寺を回りました。

              途中、西村さんが吊り店でプチトマトを買ってプレゼント、
              「甘い!」と喜んでおられたそうです。

              どうです?古屋さん。
              木津川市もいいところでしたでしょ?
              レジデンスについては、市民からの協力があります。
              作家のみなさん、ぜひ滞在中に木津川市観光をお楽しみください。






              制作ノート12 <笑う山本麻世さん>

              2014.08.12 Tuesday

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                木津川アート2014の参加作家さんに、
                山本さんが3人います。

                山本茂さん
                ヤマモト+ワダさん、の山本さん、
                そしてこの山本麻世さん

                ややこしいので、この方たちはフルネームでお呼びしましょう。



                山本麻世さんの会場は、大里資料館。
                シルエットが茅葺きの民家のようですが、コンクリート打ちっ放しの建物です。




                この一帯を開発したときになくなっていった茅葺きの民家から出た
                農具や生活用具を集めた資料館です。
                普段は鍵がかけられ、一般に見られないのですが、
                今回この資料と山本麻世さんの作品を同時に見られることになります。




                天井の高いコンクリート打ちっ放しの空間を
                ワクワクしながら歩き回る山本麻世さん。
                なぜ、ワクワクしているか分かるかですって?




                彼女はいつも朗らかに笑っています。
                自然な笑顔に、こちらまで心が軽くなっていくのでした。



                会話のキャッチボールが軽やか、という表現が言い当てているかもしれません。




                <近代建築>が好き、とお聞きしたので、さっそく「奈良少年刑務所」にお連れしました。
                木津川市なら加茂駅の赤レンガ「ランプ小屋」や、
                大仏鉄道の赤レンガ「赤橋(あかはし)」なのですが、
                それはまた次回に行ってくださいね。




                さわやかな笑顔の山本麻世さんにすっかりメロメロの筆者です。
                よーし、私も見習って、みんなに笑顔でさわやかさを届けようっと。

                ニーッ。

                ダメだ、うまくいかない。
                なんか、みんなに笑われている気がする・・・・・。

                山本麻世さん、よろしくです!

















                制作ノート11 <MOT8さんと小杉俊悟さん>

                2014.08.08 Friday

                0
                  タイトルに悩みました。

                  「今の段階で展示会場はどこです、とは言わない二人の作家さん」
                  もしくは、
                  「えらいかっこいいお兄ちゃんの作家さん」

                  これは、他の「えらいかっこいいお兄ちゃんの作家さん」からクレームが来そうなので、

                  「バイクを飛ばしてやって来た作家さん」という括りでご紹介しましょう。

                          ●



                  まずは、サングラスが決まってるMOT8(モトエイト)さん。
                  バイクを飛ばして東大阪からやって来てくれました。




                  MOT8さんは、壁画アーティスト。
                  こうした落書きを見て
                  「僕の絵の上に落書きをしようとする人間は一人もいません」と断言。



                  ニューヨークヤンキースのキャップと、リストバンドがきまってます。

                  最新の作品は、大阪南港ATCの海辺のステージの床面一杯に描いたもの。
                  ハンパない大きさにびっくりする人も多いはず。
                  木津川アートではどんな作品に出会えるのでしょう。




                  さて、場所は変わってここは木津川市州見台のお家。
                  ここでMOT8さんは、木津高校美術クラブの学生さんたちに、
                  プロの腕を見せながら、壁画の指導をします。
                  この企画は、木津高校美術の先生池田宏さんからの提案です。

                  池田さんは、木津川アート2010年の出展作家。
                  つながる、つながる、つながっていくな〜。
                  こちらも完成が楽しみです。

                           ●




                  もう一人の作家さんは、小杉俊悟さん
                  バイク飛ばして、大阪摂津市からやって来てくれました。



                  古いまち、新しいまちを歩きながら、どこに展示しようかと考えます。
                  どこで小杉さんの作品に出会えるか?
                  これが大きなポイントですので、今は「お口チャック!」




                  こっちのお兄さん・・・いえ作家さんは、ジーンズにハンチング帽。
                  苦み走った表情も、なかなかええ感じです。




                  などと思っていたら、
                  この方、門真市の中学校の美術の先生なんです!
                  「え〜〜〜〜〜〜〜?」
                  どっちかというとこのいでたち、補導される側じゃないの?



                  いえいえ、ウソではございません。

                  「バイクを飛ばしてやって来た作家さん」は、
                  バイクを飛ばしてかっこ良く帰って行きました。

                  いやん、もう、めっちゃ楽しみやわぁ。
                  木津川アート2014、乞うご期待!












                  制作ノート10 <漁業組合チーム>

                  2014.08.03 Sunday

                  0
                    漁業組合は、気になる建物でした。



                    そもそも、漁業組合って何なのよ、ってところから。

                    木津川から少し外れているところにあるし、
                    海のない木津川市にあって、何か不思議な名前。



                    でも、それはちっともおかしくないのです。
                    戦時中、兵隊さんに良質なタンパク源を確保するためと言う目的で、
                    ここに鯉の養殖場を造ったことが始まりだったそうです。

                    この近辺に水の張っていない水槽跡があるのですが、
                    そういう歴史があったのですね。
                    そして、ついに今年、この建物から「漁業組合」の看板が外されました。
                    (あ、漁業組合は健在です、お間違えなきよう)



                    ここで作品を創ろうと思われた作家さんが二人。
                    一人は、城戸みゆきさん

                    その場所に佇みながら、いろんな発見をし、
                    思いが膨らんでいっているようです。




                    もう一人は、堀川すなおさん
                    堀川さんの展示会場も厳しい場所ながら、環境を整えたいと意欲満々。
                    頼もしいです。



                    会場担当のボランティアスタッフと打ち合わせ。
                    こうした交流が、とても大事です。



                    そこへ、漁業組合の水島さんが登場。
                    少しずつ道具類を運んでいるそうですが、
                    「なかなか片付かなくてなあ〜」とのこと。
                    急かしてすみませ〜ん。
                    ご協力、ありがとうございます。




                    旧漁業組合チームです。

                    左から、堀川すなおさん、会場担当濱さん、漁業組合水島さん、城戸みゆきさん、観光商工課西谷さん。

                    みなさん、これからもよろしく!




                    チームで親睦を図ろうと、近くのレストラン「あわさい」にて。
                    抹茶パフェ、
                    抹茶サンデー、
                    抹茶ワッフル、それぞれ注文して食べ比べ。




                    濱さんも女子に負けていません。
                    抹茶クレープで応戦。
                    結局抹茶クレープが豪華ね、と結論に達しました。

                    旧漁業組合の大掃除は、8月12日(火)午前10時から。




                    補修工事は、作家の中村岳さん中島和俊さんがしてくださいます。
                    写真は、下見をお願いしたときの中島氏。
                    (木津川アートにはなくてはならないお茶目な人)


                    ご覧のとおり、たいへんな大掃除&補修工事になりそうです。
                    ただいま「おそうじ隊」をファンクラブで募集中ですが、
                    なかなかお盆前は厳しそうです。

                    もしご興味のある方、手強い小屋ですが一緒に汗を流しませんか?
                    芝刈り機を持っておられる方がいれば非常にありがたい。


                    「おそうじ隊」お申し込みは、
                    kanko@0774.or.jp です。





                    よ〜ろ〜し〜く〜!



                    制作ノート9 <NTTチーム>続編

                    2014.08.03 Sunday

                    0
                      前回のNTTチーム 続編です。



                      木津川アートでは、個人の家、倉庫、蔵をお借りすることが多いのですが、
                      今回は企業のビルをお借りする例が少なくなく、
                      NTTビルもそのうちの一つです。



                      お借りすることが決まるまで、いろいろな方々にお世話になりました。

                      この1階のフロアも何回も見学に訪れ、
                      たくさんのボランティアさんや作家さんに見てもらった末に、
                      伊吹拓さんが使われることになったことは、前回書きました。




                      そして、場所を提供する企業さんと使用する作家、市とプロデューサーが
                      確認しあう作業を一つ一つ重ねました。



                      床の突起物につまづかないだろうか?という細かい点から、来場者の流れまで。
                      想定できる部分について想像力を働かせ、そして解決していきます。
                      そういうことを含めた全部が、木津川アートの作品なんだと思います。
                      事故もなく、みんなが安全で楽しくアートを鑑賞できる環境を・・・。
                      準備を行う関係者の願いです。




                      この日は、NTT設備の方もわざわざ来ていただきました。
                      暑い中、ありがとうございました!
                      そして、これからもよろしくお願いいたします!

                               ●

                      さて、作家さんを陰で応援してくださる方をもう一人紹介します。




                      あれー?どこかで見た風景・・・・。
                      そうです、ここは2012年の木津川アートで、
                      松谷真未さんの展示会場だった「川越織物工場跡」です。
                      懐かしいですね。

                      今回、伊吹さんの制作するアトリエとして、お貸しいただくことになりました。



                      この日は、川越さんと伊吹さんの顔合わせ。
                      作品を見ていただいたり、直接お話ししながら思いを伝えます。
                      お二人の間に流れる優しい雰囲気、何とも言えず心地よかったです。

                      さて、少しずつ道具も運び込まれ、徐々にアトリエらしくなっているそうです。
                      そんな中、川越さんがご夫妻で来られたり、交流も始まっています。
                      川越さん、いつもご協力ありがとうございます!


                      木津川アートはいろいろな方々に支えられて活動しています!







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