制作ノート8 <NTTチーム>
2014.07.30 Wednesday
この日NTTチームが集合しました。
会場の採寸や下見が主な目的です。
163号線沿いにNTTビルは建っています。
今回このビルの1階と3階部分をお借りします。
ここで展示を行う作家さんをご紹介しましょう。
伊吹拓さん。
木津川アート2011は奥鉄工所で、
2012では当尾の八幡神社の拝殿での展示でした。
今回この広い1階部分で、どんな作品で私たちに見せてくれるのでしょうか。
山本茂さん。
同じく木津川アート2011年では上狛の松原邸で、
2012年では当尾の公民館での展示でした。
その顔は、何かおもしろいこと思いついたんですね!
端地美鈴さん。
招待作家として、アニメーションを見せてくれます。
これがステキな作品なんです、乞うご期待!
ヤン・ル・ガルさん。
ヤンさんは早くから木津川市入りして制作を進めていました。
その様子はこのブログでもお伝えしました。
「京都人100人のポートレート」は、実は市役所ロビーに展示しますが、
エリアではこのNTTビルでメーキングビデオなどを放映します。
岡本梨江さん。
このクソ暑い中、何?この清涼感は?
笑顔がとってもステキな方でした。
さて、どんな作品なんでしょう?
NTTビルを管理されている会社の山田さんと木津川アートスタッフの福田さん。
受付はこんな感じでお迎えするのですね!
いい笑顔!
この日参加されなかったですが、
招待作家の少年少女科学クラブさんもNTTビル3階で展示されます。
楽しみにしていま〜す!
暑い中の採寸やテストを終えたら、お腹空いたね。
空いたらすぐ食べたいね。
ということで、目の前の「さと」でお昼ご飯をいただきました。
こういうことは意見がすぐ一致するNTTチームです。
こっちテーブルはえらい盛り上がっています。
こっちはメニューを決めるのに時間かけてます!
単線の無人駅、JR西木津より徒歩1分。
木津川アート2014 NTTビルにぜひ来てくださいね〜!
会場の採寸や下見が主な目的です。
163号線沿いにNTTビルは建っています。
今回このビルの1階と3階部分をお借りします。
ここで展示を行う作家さんをご紹介しましょう。
伊吹拓さん。
木津川アート2011は奥鉄工所で、
2012では当尾の八幡神社の拝殿での展示でした。
今回この広い1階部分で、どんな作品で私たちに見せてくれるのでしょうか。
山本茂さん。
同じく木津川アート2011年では上狛の松原邸で、
2012年では当尾の公民館での展示でした。
その顔は、何かおもしろいこと思いついたんですね!
端地美鈴さん。
招待作家として、アニメーションを見せてくれます。
これがステキな作品なんです、乞うご期待!
ヤン・ル・ガルさん。
ヤンさんは早くから木津川市入りして制作を進めていました。
その様子はこのブログでもお伝えしました。
「京都人100人のポートレート」は、実は市役所ロビーに展示しますが、
エリアではこのNTTビルでメーキングビデオなどを放映します。
岡本梨江さん。
このクソ暑い中、何?この清涼感は?
笑顔がとってもステキな方でした。
さて、どんな作品なんでしょう?
NTTビルを管理されている会社の山田さんと木津川アートスタッフの福田さん。
受付はこんな感じでお迎えするのですね!
いい笑顔!
この日参加されなかったですが、
招待作家の少年少女科学クラブさんもNTTビル3階で展示されます。
楽しみにしていま〜す!
暑い中の採寸やテストを終えたら、お腹空いたね。
空いたらすぐ食べたいね。
ということで、目の前の「さと」でお昼ご飯をいただきました。
こういうことは意見がすぐ一致するNTTチームです。
こっちテーブルはえらい盛り上がっています。
こっちはメニューを決めるのに時間かけてます!
単線の無人駅、JR西木津より徒歩1分。
木津川アート2014 NTTビルにぜひ来てくださいね〜!
制作ノート7 <人と木チーム>
2014.07.27 Sunday
前回の<セキスイ>のあるところから道一本、車で3分のところに曽根山地区があります。
元の地形から言えば、山の西側に新しいまちがあり、
東側に昔ながらの集落と田畑が広がっていることになります。
その古民家でカフェをされているのが「人と木」さんです。
10年前にお店を始められた頃は、知る人ぞ知る的な存在だったのが、
今やすっかり地元で人気のスポットとなっています。
地元のお米やお野菜をたっぷり使ったランチがお勧めです!
「人と木」横の空き地で展示をされるのが、ヤマモト+ワダ というユニット。
作家さんには「さん」づけでお呼びしますが、
ヤマモト+ワダさんって呼ぶより呼び捨ての方がぴったりのお二人でした。白いTシャツがかっこいい。
ちなみに、木津川アート2014参加作家さんで「山本さん」は他に、
山本茂さん、山本麻世さんがいらっしゃいます。
今は緑に溢れるこの風景が秋にはどうなるのでしょう?
はたまたどんな作品が現れるのでしょうか?
ヤマモトッ〜!、ワダッ〜! 頼むぜ〜!
●
さて、こちら「人と木」の蔵をお借りするのは、小林正樹さん。
この日東京からやって来て、「人と木」オーナーの森田さん(右)と
空き地も含めた土地のオーナー福本さん(左)にまずはご挨拶。
蔵のどの部分を使うかを確認し合ったり、
当初予定になかった倉庫も貸していただけることになったり、
話し合いを丁寧にされていました。
アーティストニュースでもお伝えしていましたが、
小林さんの去年の中之条ビエンナーレの作品は、
今年も引き続き展示され、多くの方々を楽しませてくれています。
みなさんもぜひこの夏お運びください。(あ〜、中之条行きたいな〜)
今回、小林さんの木津川市への訪問は突然でした!
そんな中、レジデンスのお世話で飛び回ってくれたのが、事務局の木下さん(右)です。
彼女の働きと笑顔に助けられています。
いつもありがとう、木下さん!
曽根山地区に陽が落ちて、また明日も暑い日がやってきそうです。
作家さんが続々と木津川市にやって来られています。
制作ノート、続くよ〜ん!
制作ノート6 <セキスイチーム>
2014.07.24 Thursday
いらっしゃいませ。
セキスイハウスへようこそ。
どのようなおうちをお望みですか?
・・・・・・・・
新しい家を建てる相談に家族で来ているように見えるのですが、
実は、木津川アートの制作の打ち合わせ風景なのでした!!
「ええっ?!」
この日、セキスイさんで制作する二人の作家さんが、
会場の下見にいらっしゃいました。
白神タカヲさんは、建物の中で平面作品を。
丹念に会場の寸法を測り、あらかじめ思い描いたスケッチと現場を照らし合わせていました。
ここは積水ハウス総合住宅研究所。
これから家を建てようとする人が体験しながら「住」を考える施設ですから、
まさに新しいまちの象徴的な場所と言えるでしょう。
ここでどんな作品が浮かび上がるのでしょう。
●
屋外の庭園では、内山泰義さんが作品を展示されます。
勾配のある庭園を登ったり下ったり。
その景観を目に焼き付けるようにしていました。
今は緑に覆われた美しい景観ですが、秋はどうなんだろう?
セキスイハウスの方に資料としていただいた写真を見ながら、
またじっと考える内山さん。
本当に秋が楽しみです。
セキスイチーム全員集合写真です。
左から白神さん、内山さん、そしてセキスイハウスの濱田さん。
ここでは特別に、濱田さんが作家の窓口になってくださいました。
ありがとうございます!
そして、よろしくおねがいします!
(それにしても、やっぱり家族みたい・・・・・)
制作ノート5 <三浦豊さん>
2014.07.20 Sunday
「森の案内人」三浦豊さんとの下見ツアーは、5月の上旬に行われました。
全国の森を旅するため、
確認ツアーの時期に関西にいらっしゃらなかったからです。
※「森の案内人」って?
→三浦さんのホームページをご覧ください。
毎朝7時に更新される三浦さんのface bookは、多くのフォロアーに人気です。
<公園 de View>(こうえんデビュー)で3つの公園を楽しんだ私たちに、
もっと公園が楽しくなる方法を教えてもらえるかもしれない!
5月の木津川市を三浦さんと歩きました。
カモミールやムギセンノウの咲き乱れる農家の畑を歩き、
鎮守の森を見上げながら歩きました。
気がつかなかったけど、大きな木がまだまだ残っていますね。
桐の種の弾けたあとも言われるまで気がつきませんでした。
「これは柳の芽ですね」
木津川の河原で指されたのは、イメージの柳とは違います。
木津川の堤に立って、深呼吸。
この景色もみんなに見てもらいたいなあ・・・・。
「木津川アート 三浦豊さんと歩くツアー」は会期中に3日間行われます。。
じっくりみて歩く「近々ツアー」と
木津川までを歩く「遠方ツアー」の2種類。
詳細はホームページでいち早くお伝えしますので、お楽しみに!
●
春の下見ツアーから2ヶ月半経った7月某日。
今回は展示会場の下見です。
会場の管理をされている方、会場担当者と顔合わせ。
アイディアも湧く中、ボランティアスタッフの協力も得られ、
好調な滑り出しです。
大きな旅を控えて、
三浦さんの木津川市の調査は8月になるそうです。
暑い中、がんばってくださいね!
全国の森を旅するため、
確認ツアーの時期に関西にいらっしゃらなかったからです。
※「森の案内人」って?
→三浦さんのホームページをご覧ください。
毎朝7時に更新される三浦さんのface bookは、多くのフォロアーに人気です。
<公園 de View>(こうえんデビュー)で3つの公園を楽しんだ私たちに、
もっと公園が楽しくなる方法を教えてもらえるかもしれない!
5月の木津川市を三浦さんと歩きました。
カモミールやムギセンノウの咲き乱れる農家の畑を歩き、
鎮守の森を見上げながら歩きました。
気がつかなかったけど、大きな木がまだまだ残っていますね。
桐の種の弾けたあとも言われるまで気がつきませんでした。
「これは柳の芽ですね」
木津川の河原で指されたのは、イメージの柳とは違います。
木津川の堤に立って、深呼吸。
この景色もみんなに見てもらいたいなあ・・・・。
「木津川アート 三浦豊さんと歩くツアー」は会期中に3日間行われます。。
じっくりみて歩く「近々ツアー」と
木津川までを歩く「遠方ツアー」の2種類。
詳細はホームページでいち早くお伝えしますので、お楽しみに!
●
春の下見ツアーから2ヶ月半経った7月某日。
今回は展示会場の下見です。
会場の管理をされている方、会場担当者と顔合わせ。
アイディアも湧く中、ボランティアスタッフの協力も得られ、
好調な滑り出しです。
大きな旅を控えて、
三浦さんの木津川市の調査は8月になるそうです。
暑い中、がんばってくださいね!
制作ノート4 <大仙堂チーム>
2014.07.20 Sunday
大仙堂(おおせんどう)は、曽根山地区の中の一つの地域です。
河井寛二郎のエッセイ集「火の誓い」にも出てきます。
こうした昔からの呼び名に愛着を覚える今日この頃です。
大仙堂にある徳念寺さん敷地内の
古い蔵を展示会場にされるのは、楠本衣里佳さん。
丹念に蔵の中や外を見て回り、静かに考えをまとめられていました。
蔵の中は、まだ何点かの荷物が入っています。
ご住職のお話を聞きながら、私たちも見学です。
使われなくなった蔵に息吹が吹き込まれていく過程を
見守っていけることがスタッフの喜びでもあります。
●
蔵の外にある二つの駐車場を展示会場にするのは、谷川夏樹さん。
二つの駐車場のオーナーに、作品の概要を伝えます。
何の変哲もない向かい合う二つの駐車場が、
谷川夏樹ワールドに変身するのを、この段階では想像もつきません。
とても楽しみです!
(谷川夏樹さん個展はただいま開催中。
木津川アートマガジンのアーティストニュースを参照ください)
ご住職のお誘いを受けて、徳念寺本堂で一休憩。
実はこちらは新しく開発された地域に建てられた新しいお堂です。
同じ徳念寺の新旧のお堂を見せていただき、改めて地域の変遷を体感したのでした。
大仙堂チームにはあと一人、古屋崇久さんがいらっしゃいます。
蔵に隣接する空き地が展示会場なのですが、
またその制作風景は後日お伝えしようと思います。
谷川夏樹さんと曽根山にある一里塚「一本松」に向かいました。
歌姫(うたひめ)街道をテーマにする谷川さんには、大事なポイントです。
この「一本松」にまつわる伝説は、
訪れた際に、スタッフ・もしくは現地の人からぜひお聞きくださいねっ!
ここから曽根山全景が眺められます。
同じ地域の東側と西側では、全く景色が違います。
普段は車で通過する場所にこうして改めて立つと、感慨深いものが湧いてきます。
作家さんの地域との関わり合いが、作品を形作っていきます。
制作ノートでは、そうした空気をお伝えしていきたいと思います。
暑い毎日ですが、作家さんはがんばってまっせ!
河井寛二郎のエッセイ集「火の誓い」にも出てきます。
こうした昔からの呼び名に愛着を覚える今日この頃です。
大仙堂にある徳念寺さん敷地内の
古い蔵を展示会場にされるのは、楠本衣里佳さん。
丹念に蔵の中や外を見て回り、静かに考えをまとめられていました。
蔵の中は、まだ何点かの荷物が入っています。
ご住職のお話を聞きながら、私たちも見学です。
使われなくなった蔵に息吹が吹き込まれていく過程を
見守っていけることがスタッフの喜びでもあります。
●
蔵の外にある二つの駐車場を展示会場にするのは、谷川夏樹さん。
二つの駐車場のオーナーに、作品の概要を伝えます。
何の変哲もない向かい合う二つの駐車場が、
谷川夏樹ワールドに変身するのを、この段階では想像もつきません。
とても楽しみです!
(谷川夏樹さん個展はただいま開催中。
木津川アートマガジンのアーティストニュースを参照ください)
ご住職のお誘いを受けて、徳念寺本堂で一休憩。
実はこちらは新しく開発された地域に建てられた新しいお堂です。
同じ徳念寺の新旧のお堂を見せていただき、改めて地域の変遷を体感したのでした。
大仙堂チームにはあと一人、古屋崇久さんがいらっしゃいます。
蔵に隣接する空き地が展示会場なのですが、
またその制作風景は後日お伝えしようと思います。
谷川夏樹さんと曽根山にある一里塚「一本松」に向かいました。
歌姫(うたひめ)街道をテーマにする谷川さんには、大事なポイントです。
この「一本松」にまつわる伝説は、
訪れた際に、スタッフ・もしくは現地の人からぜひお聞きくださいねっ!
ここから曽根山全景が眺められます。
同じ地域の東側と西側では、全く景色が違います。
普段は車で通過する場所にこうして改めて立つと、感慨深いものが湧いてきます。
作家さんの地域との関わり合いが、作品を形作っていきます。
制作ノートでは、そうした空気をお伝えしていきたいと思います。
暑い毎日ですが、作家さんはがんばってまっせ!
制作ノート3 <木俵元毅さん>
2014.07.14 Monday
会場が決まった作家さんは、
まずはその会場のオーナーさんにご挨拶をするところから始めます。
今回は、大里地区のお宅と蔵をお借りすることになった
木俵元毅さんに密着です。
「これからどうぞ、よろしくおねがいいたします」とまずはご挨拶。
貸していただく離れには、いろいろ珍しいものが置いてあり、
それをオーナーさんが説明してくれました。
これは、古くから伝わる地元<鹿背山焼き>の茶器。
こういうところから交流は始まります。
この辺りは古い街並みがまだ少し残っています。
瓦屋根の景色もすてきですが、
戦前はこの一帯はほとんどが茅葺きだったのでした。
「オイオイ、そんな離れと蔵でどんな作品が展開するんだ?」
「そ、そ、それは内緒であります!」
木俵さん、楽しみに待っていますね。
まずはその会場のオーナーさんにご挨拶をするところから始めます。
今回は、大里地区のお宅と蔵をお借りすることになった
木俵元毅さんに密着です。
「これからどうぞ、よろしくおねがいいたします」とまずはご挨拶。
貸していただく離れには、いろいろ珍しいものが置いてあり、
それをオーナーさんが説明してくれました。
これは、古くから伝わる地元<鹿背山焼き>の茶器。
こういうところから交流は始まります。
この辺りは古い街並みがまだ少し残っています。
瓦屋根の景色もすてきですが、
戦前はこの一帯はほとんどが茅葺きだったのでした。
「オイオイ、そんな離れと蔵でどんな作品が展開するんだ?」
「そ、そ、それは内緒であります!」
木俵さん、楽しみに待っていますね。
制作ノート2 <林直さん>
2014.07.12 Saturday
今回は、写真家の林直さんの制作ノートです。
林直さんは、木津川市民でもあり、
木津川アート2010から毎回出展してくださっています。
会場が決まらなかった林さんに、
ようやくイメージにぴったりの倉庫が見つかたようです。
スタッフもホッと一安心。
そこで会場の近辺を撮影する林さんに密着しました。
何か、おもしろいカメラで撮影していますよ。
農作業を終えたおばさんと道でご挨拶。
実は1週間前に、お写真を撮らせてもらった方だそうです。
「撮影後に、畑の花までいただいたんですよ」・・・。
地元の方たちとの交流も、大事な作品づくりの過程なんですね。
そこに和やかな空気が漂っていました。
「何気ない、どこにでもあるまちです」と
今回の木津川アートを言い表していますが、
それでもテクテク歩いていると「すてきだなあ」という街角シーンに出会います。
そんなまちや人々を林さんは掬い上げていくのでしょう。
写真:林直
さて、その林さんの面白いカメラとは?
林さんに直接語ってもらいましょう。
『1910年代に日本でも販売が始まった
ベストポケットコダックというカメラですが、
これはその時代のカメラマンに人気のあったカメラです。
虫眼鏡のように一枚だけレンズが付いていたので
設定によってはふわっとソフトな調子に仕上がるカメラです。
このカメラに使えるフィルムは既に入手が非常に困難なため、
レンズの部分だけを別のカメラに移動させて撮影しています。』
へえ、自分で作り替えた写真機なんだ〜。
すごい!
写真:林直
『別のカメラに取り付けて後ろから覗いてみると
こんな感じに見えます。』
『100年前に流行ったレンズで
今の木津川市を撮ってみるとどんなものができるか
ちょっと変わったカメラを持ってウロウロさせていただいています。』
本当に「百年の邂逅」ですね。
林直さん、楽しみにしています。
林直さんは、木津川市民でもあり、
木津川アート2010から毎回出展してくださっています。
会場が決まらなかった林さんに、
ようやくイメージにぴったりの倉庫が見つかたようです。
スタッフもホッと一安心。
そこで会場の近辺を撮影する林さんに密着しました。
何か、おもしろいカメラで撮影していますよ。
農作業を終えたおばさんと道でご挨拶。
実は1週間前に、お写真を撮らせてもらった方だそうです。
「撮影後に、畑の花までいただいたんですよ」・・・。
地元の方たちとの交流も、大事な作品づくりの過程なんですね。
そこに和やかな空気が漂っていました。
「何気ない、どこにでもあるまちです」と
今回の木津川アートを言い表していますが、
それでもテクテク歩いていると「すてきだなあ」という街角シーンに出会います。
そんなまちや人々を林さんは掬い上げていくのでしょう。
写真:林直
さて、その林さんの面白いカメラとは?
林さんに直接語ってもらいましょう。
『1910年代に日本でも販売が始まった
ベストポケットコダックというカメラですが、
これはその時代のカメラマンに人気のあったカメラです。
虫眼鏡のように一枚だけレンズが付いていたので
設定によってはふわっとソフトな調子に仕上がるカメラです。
このカメラに使えるフィルムは既に入手が非常に困難なため、
レンズの部分だけを別のカメラに移動させて撮影しています。』
へえ、自分で作り替えた写真機なんだ〜。
すごい!
写真:林直
『別のカメラに取り付けて後ろから覗いてみると
こんな感じに見えます。』
『100年前に流行ったレンズで
今の木津川市を撮ってみるとどんなものができるか
ちょっと変わったカメラを持ってウロウロさせていただいています。』
本当に「百年の邂逅」ですね。
林直さん、楽しみにしています。
制作ノート1 <土師山公園チーム>
2014.07.09 Wednesday
6月のある晴れた日、
土師山公園で展示をされる作家さんが集まり、
場所の確認を行いました。
全体がこんもりとした里山のような土師山公園を行ったり来たり。
イメージに合う場所をチェックしている招待作家の向山潔さん。
木の彫刻を中心に作家活動をされています。
JR加茂駅に向山さんの手がけられた作品があるんですよ。
木津川市にゆかりのある方です。
空も緑も夏色ですが、会期は11月上旬〜中旬。
景色もずいぶん変わっていることでしょう。
最初は緊張感も漂っていましたが、
場所が決まり、それぞれの了解を取り合い、やっと決まったようです。
なんだか楽しそうな雰囲気。
土師山公園で展示をされる作家のみなさん
左から
Melting Pot の長谷川政弘さん(金属立体)・・横居佳奈さんはこの日欠席、残念!、
中島和俊さん(鉄のアート)、
向山潔さん(木彫刻)、
楢木野淑子さん(陶芸)
みなさん、よろしくお願いいたします〜!
土師山公園で展示をされる作家さんが集まり、
場所の確認を行いました。
全体がこんもりとした里山のような土師山公園を行ったり来たり。
イメージに合う場所をチェックしている招待作家の向山潔さん。
木の彫刻を中心に作家活動をされています。
JR加茂駅に向山さんの手がけられた作品があるんですよ。
木津川市にゆかりのある方です。
空も緑も夏色ですが、会期は11月上旬〜中旬。
景色もずいぶん変わっていることでしょう。
最初は緊張感も漂っていましたが、
場所が決まり、それぞれの了解を取り合い、やっと決まったようです。
なんだか楽しそうな雰囲気。
土師山公園で展示をされる作家のみなさん
左から
Melting Pot の長谷川政弘さん(金属立体)・・横居佳奈さんはこの日欠席、残念!、
中島和俊さん(鉄のアート)、
向山潔さん(木彫刻)、
楢木野淑子さん(陶芸)
みなさん、よろしくお願いいたします〜!
西宮神社と相楽神社
2014.07.08 Tuesday
7月1日(火)朝9時。
木津川アート2014展示会場としてお借りする西宮神社の
「月初めの神事ー御神楽(おかぐら)」に行ってきました。
公開される神事ではないので、
一般の方は、ここからしか見ることができません。
しかし、今回は新しい総代さんにご挨拶をするという
事前のアポイントを取っていましたので、
中に入って見ることができました。
太鼓と鐘の拍子が打たれる中、
巫女さんが御神楽を舞われます。
お供え物の儀式も終わると、参列者に御神酒がまわります。
木津川アートスタッフも薦められましたが、車なので真似だけ。
市の職員さんが、改めて木津川アートの説明と、
この西宮神社で作品を展開する作家さんの説明などをしました。
私たちも見たことのない作品です!
ドキドキ!
場にもなじんで来たところで、
今度はこの近辺の昔の写真をお見せしました。
みなさん口々に
「懐かしいなあ」といろいろな想いを語ってくださいました。
「昔の写真を探そうプロジェクト」もこうして少しずつですが進めています。
※西宮神社は九頭王神社とも呼ばれています。
この謂われも調べなくては!
●
さて、帰ろうとすると
「10時からは相楽神社で御神楽があるよ、見てらっしゃい」と薦められました。
相楽神社も木津川アートの展示会場です。
それは行かなければ!
車では5分の距離です。
(みなさんは歩いて移動してくださいね!)
巫女さんは同じ人ですし、御神楽の舞も同じでしたが、
神事のやり方は微妙に違っていました。
あれ?「人と木」のご主人もお参りにいらっしゃってます。
「信心深くないのですが、この月初めの神事は10年間欠かさず来て手を合わせている」
のだそうです。十分信心深いと思います。
半時間の間にも、地区の人々が来ては手を合わせては帰って行きました。
毎月、1日、15日、28日、
こういう神事を休むことなく行っているのだそうです。
穏やかな朝の神事の中に隠された、数多くの災害、天候不順・・・・。
人々は、神に手を合わさずにはいられなかった歴史が偲ばれます。
ここは、農業のまちです。
そして、農業と共に人の営み、歴史が積み上げられて来たのでしょう。
そんなあたりまえのことが、身にしみた一日でした。
木津川アート2014展示会場としてお借りする西宮神社の
「月初めの神事ー御神楽(おかぐら)」に行ってきました。
公開される神事ではないので、
一般の方は、ここからしか見ることができません。
しかし、今回は新しい総代さんにご挨拶をするという
事前のアポイントを取っていましたので、
中に入って見ることができました。
太鼓と鐘の拍子が打たれる中、
巫女さんが御神楽を舞われます。
お供え物の儀式も終わると、参列者に御神酒がまわります。
木津川アートスタッフも薦められましたが、車なので真似だけ。
市の職員さんが、改めて木津川アートの説明と、
この西宮神社で作品を展開する作家さんの説明などをしました。
私たちも見たことのない作品です!
ドキドキ!
場にもなじんで来たところで、
今度はこの近辺の昔の写真をお見せしました。
みなさん口々に
「懐かしいなあ」といろいろな想いを語ってくださいました。
「昔の写真を探そうプロジェクト」もこうして少しずつですが進めています。
※西宮神社は九頭王神社とも呼ばれています。
この謂われも調べなくては!
●
さて、帰ろうとすると
「10時からは相楽神社で御神楽があるよ、見てらっしゃい」と薦められました。
相楽神社も木津川アートの展示会場です。
それは行かなければ!
車では5分の距離です。
(みなさんは歩いて移動してくださいね!)
巫女さんは同じ人ですし、御神楽の舞も同じでしたが、
神事のやり方は微妙に違っていました。
あれ?「人と木」のご主人もお参りにいらっしゃってます。
「信心深くないのですが、この月初めの神事は10年間欠かさず来て手を合わせている」
のだそうです。十分信心深いと思います。
半時間の間にも、地区の人々が来ては手を合わせては帰って行きました。
毎月、1日、15日、28日、
こういう神事を休むことなく行っているのだそうです。
穏やかな朝の神事の中に隠された、数多くの災害、天候不順・・・・。
人々は、神に手を合わさずにはいられなかった歴史が偲ばれます。
ここは、農業のまちです。
そして、農業と共に人の営み、歴史が積み上げられて来たのでしょう。
そんなあたりまえのことが、身にしみた一日でした。