繋がるー木津川アート(11)

木津川アート2014では、
「開発された新しいまちを舞台にする」ことに挑戦しました。
それは、学研都市の開発をおこなってきたUR(都市整備機構)の本部建物が
近々取り壊される、というのが大きな発端でした。



新しいまちと古くからある集落を巡ることで「まち」が浮かび上がるのではないだろうか。
木津川アート2014プロジェクトのコンセプトはそこから肉付けされていきました。
全館ではなかったですが、展示会場として、総合受付として、
駐車場から、建物をプロジェクション・マッピングしたり、URを存分に使わせていただきました。
URのみなさま、本当にありがとうございました。

そして、いよいよそのたてものの取り壊しが目の前に迫ってきました。




3月のある日、URの大会議室いっぱいに、木津川市の道を描いた松前美保さんが、
木津川アートの名残を惜しみにやって来られました。

「クロージングパーティでいっぱいの人に踏んでもらって、
 道はさらにはっきり浮かび上がってきましたね」

松前さんは、会場を歩き回り、時々写真を撮られたり。



ひとしきり思い出にふけったあと、「記念に床の一部をもらって帰る」ということで、
やおら大きなカッターナイフで剥がそうとする松前さん。
(もちろん、URさんの許可はいただいています)



ところが、おいそれと床は剥がれません。



会場担当の林英雄さんもやってきてくれました。
いつまでも繋がってるなあ。
頑丈なバールのようなモノが必要でしょう、
などと言いながら、かなりいろんな場所で挑戦しましたが、手強い相手。
最後はあきらめました。



「また来週、挑戦します」と松前さん。
どなたか、よい方法をご存じでしたらお知らせください〜。





ロビーのジオラマも引き取り手がないままです。
「ゴジラ気分になりませんか?」
自分のまちがゴジラに踏み倒されるのは嫌だけど、何かに使えないかなあ。



終わりはいつも、ものごとの始まり。
この場所が新しい場所として歴史を重ねていきます。
木津川アートは、そうしたある時代の風景を
みんなの心に刻むことができたのではないかと思っています。




コメント
ジオラマ、ブログを拝見した限りでは建物が少なそうですね。イオンモールができる前の様子がわかる資料ってほとんどありませんので、個人的には各年代ごとに駅前を再現して被せてみたいなあと思いますが、私にはイメージができても技術がありません^^:
  • 県境マニア
  • 2015/03/22 12:20 PM
本当にそうですね。何かに使えないモノかと思うこの頃です。もうタイムリミット近づいています。
  • 木津川アート
  • 2015/03/24 10:57 AM
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