里山ねっと・あやべのこと (その2)

廃校を利用して、地域のコミュニケーション施設となった
「里山ねっと・あやべ」が、なぜ木津川アートと関係あるの?
ということですが、
今回綾部の代表として参加の、塩見直樹さんの存在が大きいです。



「半農半X」という言葉をお聞きになったことありますか?
塩見さんの書かれた本のタイトルです。

つまり、
X(エックス)とは、天職と訳し、
土に根ざし暮らしながら、夢を実現していく、という生き方を唱えています。

そのX(エックス)を求めて綾部に来られる方の中に、
アーティスト、芸術家も数多くいます。

また、暮らしの中にアートはいつもある、ということもおっしゃいます。
農作業をする景色のなかにおもしろいシーンがあり、
それを感じ写真に撮っている、ということでした。



たとえば、枯れ枝のフォルムのおもしろさに惹かれ、
小屋の前にこうして立てかけるとか、



道具小屋に荷車の車輪を並べてみたり、
またそういうことをする人の行為を写真におさめるとか。
私の写真はよくないですが、以前見せてもらった写真は、
たしかに、引き込まれる何枚かがありました。



そんな塩見さんの案内で、鍛冶屋町を1時間ほど歩いたのでした。
そういう目で見ると、石垣の形の美しさ、



おもしろさ、



ため池のある景色の懐かしさ、



美しさ、



すべてが感動につながります。
この果樹園の盛り土のラインも、草を刈ることで美しく守られている、
と塩見さんは言います。
里山の美しさは、自然と人間の行為と両方の力によって生まれる、
ということを改めて感じさせてくれました。



本当に、田園が美しいのです。
いったい私はさっきから、何回「美しい」と書いていることか。
しかし、この里山を美しいと感じる心が、
「アート」とつながっているということだけは、わかります。
何かを作り出したくなる。
何かを詠いたくなる。
何かを残したくなる。
この情熱が起こる核が、美しい里山にはあるのです。



見晴らしのいい峠の道ばたに、お地蔵さんが。



近くの田園に、村の人がつくった案山子がありました。



おもしろいね。



おー!
曲線を描く水田を、見守るように立てられた巨大案山子たち。
おもしろいですね。
インスタレーションと言うのも変ですが、
空間と作品が、見る人に何かを感じさせます。




もう一つ、塩見さんと一緒に回らせていただいて感じたのは、
ふるさとを愛する気持ち、いつまでこの景色を守りたい、
そんな情熱でした。
淡々と語られるのですが、それがかえって熱い思いとして伝わりました。

それは、木津川アートの根底にある思いと大変似ていたのでした。

隣町「志賀郷の三土市」も、まさにそんな市(いち)でした。

(期待を持たせて、次回へ続く・・・・・)



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