制作ノートその13、松井ゆめさんのワークショップin小学校


作家の松井ゆめさんのワークショップが、2日にわたっておこなわれました。
2回に分けてお伝えしましょう。



松井さんの作品は「再利用するアート」。
今回は、衣類の販売時に洋服の間に挟み込む薄葉紙(うすようし)という廃棄紙を使います。

そんな説明を、小学校1年生のみなさんに分かりやすく説明するところから始まりました。


午前中は、棚倉小学校の1年生と2年生に向けてのワークショップ。
「木津川に昔行き交っていた帆掛け船をつくりましょう」


私たちも小さい頃折ったことのある「折り舟」をみんなで作りました。


「できた人!」
「は〜い!」
低学年かわいいです!


さて、松井さんとスタッフ一同は、
次に上狛小学校に移動、給食を一緒に食べるところからはじめました。
この日のメニューは、カレースープとナン、デザートにはフルーツ入りヨーグルト。
「カレーにナン、すごいなあ、最近の給食は!」


1年生から6年生まで、全学年1クラスの中に、スタッフが2名ずつ割り当てられ、
一緒にいただくのです。


ワイワイガヤガヤの中で、楽しい食事が実行されているのを目の当たりにして、
これこそが「食育」だなあ、と痛感しました。


そして5時間目、6時間目と先ほどと同じように、
作家の説明、作品の説明、そして作業・・・とワークショップは行われました。


教室の窓から見える上狛の街並み。
手前には、木津川アートの展示会場にもなったことのある松原邸の屋根が・・・。
こういう景色が、この上狛小学校を卒業した人たちの記憶に残っていくのだろうな・・・・。


生徒と担任の先生の笑い声が、とにかく印象に残る一日でした。
棚倉小学校と上狛小学校のみなさん、先生方、本当にお世話になりました。

これは、上狛の「山本邸」にて展示される松井ゆめさんの作品の一部になります。
「お母さんを連れて観に来てね〜!」


この日のワークショップに、午前と午後、ご協力頂いた総勢12名のボランティア・スタッフのみなさん、
そして事務局のメンバーに向かって、お礼を述べる松井さん。
「私たちも楽しかったです!」
笑顔がいっぱい残りました。

松井さんのワークショップ、まだ続きます。


制作ノートその12、佐藤隼さんの虫集め



佐藤隼さん今回の作品は、虫が素材です。
その地域の虫を集めるところから制作はスタートします。
この日、助手の新開日向子ちゃん(右)とお手伝いのスタッフ2名とで、
山城地域の虫集め。


小さい頃から虫集めが得意だった市職員Kさんが、、
自分の秘密の場所をマップに書き込んで教えてくれましたので、それを元に山城町を歩きました。


Kさんは生きてるクワガタなどを採集していたと思うのですが、佐藤さんは、死んでいる虫の収集。
「いのち」のある、なしが、目の前にありました。
そう言えば、こんなにたくさんの虫たちが私たちの世界に共存しているのに、
みんな死んだら風化し、土や水に返っていくというあたりまえのことを、
今さらながらに確認した次第です。


収集は続きます。
水の中をのぞき込んだり、


ロッジの床下にもぐってみたり・・・・。


木津川アートの展示会場にもなっている「棚倉駅の地下道」


「涌出宮の参道」


「竹林」


真夏日の山城森林公園。気分はまさに夏休み!


山城森林公園の木村さん(左)さんと記念撮影。
「本当にめちゃくちゃ楽しかった!」と連発する事務局の木下さん


本日の収穫です。
まだまだ足りません。
もし興味のある方、どうぞ集めて事務局に持って来てください。
今なら佐藤隼さんの作品の一部になります。


同じく作家の伊吹拓さんもアトリエに迷い込んだトンボを集めてくれました。
観光協会の人たちも、スタッフの濱さんや三谷さんも協力してくれました。


作品が楽しみです。




制作ノートその11、佐々木紘子さんと窓



椿井地区に古いけどすてきな建物があります。
椿井公民館。
ちょっと褪せたペパーミントグリーンの壁面が時代を感じさせます。


この2階の窓にインスピレーションを感じたのが、美術作家の佐々木紘子さん
「日常を物語り化してその共有を試みる・・・」
その表現が、この窓から始まりそうです。


何度も足を運び、がらんとした2階で一人構想を練る佐々木さん。


目の前の窓には、指すような陽射しの夏景色が広がります。


田んぼの向こうに木津川と生駒山。


東側には民家の屋根が。

窓の採寸をお手伝いをした事務局の木下さんは、
「作品サンプル見せていただいたのですが、
たくさんのビー玉から外の景色がキラキラ逆さまに見えて、すごく綺麗でした!」
と興奮して報告してくれました。


もう一人、佐々木さんの制作に共鳴してくださったのは、
椿井公民館を管理されている椿井区長の長谷川さん


制作の荷物が多い日に駅までお迎えに行ってくださったり、
美味しい珈琲を煎れてくださったり、駅の時刻表をもとに説明をしてくださったり。
あたたかい応援をしてもらっています。

さて、佐々木さんがおこなうワークショップのおしらせです。



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「my 星座を作って夜空で光らせてみよう」

蓄光の糸を使い、オリジナル星座を作るというもの。
星座にストーリーを与えたり、命名したり。

9月17日(土)18日(日)
10月15日(日)16日(日)の4日間。

場所:椿井公民館
(駐車場はありません。車の方はJA京都やましろ山城支店の駐車場に停めてお越しください)

13時から17時のうち、作業は1時間ほど。
思い出や記憶に残る小さな物、写真などを持って来てください。

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作った作品は、佐々木さんの展示の一部となります。
興味のある方は、ぜひ参加してくださいね〜。















制作ノートその10、手塚雄大さん&草木みずえさんの2日間

手塚雄大さん&草木みずえさんの長い1日、
その後半です。


いろいろな山城地域の人に会った手塚さんと草木さん。
前日にパフォーマンスを見てもらった椿井区の区長、長谷川さんのお宅に呼ばれました。
そこで、同じく椿井公民館で展示をする佐々木紘子さんと合流。


美味しい珈琲をご馳走になりました。

「こうやって、みんなで珈琲を飲むっていうのは、幻のような時間だからね」

長谷川さんのおっしゃる言葉に、
出会いの不思議さを感じる私たちでした。



夜7時に訪れたのは、「ラウンジ美子」

ラウンジというものに初めて入ったという手塚さんと草木さん。
ガラス張りの部屋、ミラーボール、ゆったりとしたソファ。
何か一番彼らに遠い存在に見えるのですが、「いえ、とってもおもしろい場所に感じました」
手塚さんのイメージが膨らんだようです。


会期中、毎日椿井公民館でパフォーマンスをする手塚さんたちですが、
1日だけ、「ラウンジ美子」さんで行います。
みなさん、どうぞこの機会をお見逃しなく!!!!


打ち合わせだけでしたが、美子さんに見送られて出ました。
なんか、ラウンジで飲んで帰るみたい。
おもしろい体験をさせてもらいました。


お茶箱をもらったり、柿渋を買って帰ったり・・・・。
パフォーマンスだけでないアプローチを考えているお二人。
多くの人に会い、山城という地域に寄り添った2日間でした。

作品、楽しみにしています!









制作ノートその9、手塚雄大さん&草木みずえさんの2日間


今までこんなパフォーマンスを見たことがない、
なので、どう紹介していいのかわからないまま、手塚雄大さん&草木みずえさんをお迎えしました。
お二人は埼玉県からの参加。
暑さまっさかりの2日間を木津川市で過ごしました。
1日目は2人だけで、福寿園の見学や三枡の柿渋工場を見学。

では、2日目の超過密スケジュールをお伝えしましょう。


まず、お茶の森徳さんでお茶のお話しを聞きました。
手塚さんが埼玉から来た,と伝えると「埼玉もお茶所やね」と森徳さん。


「関東と関西ではお茶の思考も違うし、産地によってお茶の味も変わるんやで」
「お茶は深いんですね。」
器や茶托の種類についても教わりました。



次に訪れたのは、マチオモイ帖プロジェクト「上狛帖」の作成でもご協力いただいた芳樹園さん


お茶の産地や、お茶の淹れ方について、丁寧に教えていただきました。
「お茶を美味しく淹れるには温度が大事。」
「本当にお茶は深い・・・。もっと勉強しないと・・・。」



なぜ、パフォーマンスのお二人が、こんなにも一生懸命お茶について勉強をするのか?
それは、前回の下見の時、西井米穀店の西井さん
美味しい玉露をご馳走してもらったからだそうです。


「あの時の衝撃は忘れられません」
「ええ、あの甘さ、生まれて初めての味でした!」
そこで、パフォーマンスの終わった後、見てくれた人に対してお茶を振る舞おう、
そこまでを作品としたい、というコンセプトになったそうです。

「先日は美味しいお茶をありがとうございました!」
ひよこまんじゅうをおみやげに、再び西井さんを訪ねたお2人でした。


まだまだ2人の1日は終わりません。
つづく・・・・・




9月の「月1会」盛り上がる。


9月の「月1会」は、なんと40名の参加でした!

途中帰られたので最後はこのメンバーでしたが、
いろいろ関係者が集まり、小さな基地は多くの人で賑わいました。


木津川アート2016の開催まで2ヶ月と迫った会議は、
会場担当や、市民枠イベントのスタッフリーダーからの報告がメインでした。


「作家さんが、虫拾いをされています。ご協力を〜」
「作家さんが、なるべく高い所に届く脚立を探しています」などなど・・・・
作家さんからの要望をみんなに伝え、協力をおねがいすることが数々ありました。



ゲストもいろいろやって来てくれました。

まずは、和束町の茶源郷まつりのリーダー、山下さん
「同じ時期の開催になりますが、お互いにお知らせをし合い、協力していきましょう〜!」
うれしいなあ。
「もちろんです!よろしく!」

茶源郷まつり2016
11/5(土)10:00〜16:00
11/6(日)9:00〜16:00
和束運動公園

ホント!木津川アートと丸かぶり!
でも、どっちにも来てね!



市民枠のイベントとして「100年ごはん・100人ごはん」に出演してくださる
木津川市の若い農家さんも忙しい中駆けつけてくれました。
大林千茱萸さんとのトークショーでは、どんな展開になるのでしょう。
こちらもドキドキ、ワクワクです、よろしくお願いします!


最近参加されたボランティアさんもたくさん出席してくれました。


何回も自己紹介させてスミマセンね。
何回も自己アピールしてください!


お茶農家さんの持って来てくださった紅茶をみんなで乾杯!
うん、おいしい。
「100年ごはん・100人ごはん」でこの紅茶、出るそうですよ!
興味のある方、予約して参加してくださいね。


差し入れのおだんごも美味しい!
やっぱり「月1会」はこれでなくっちゃ。


ワイワイガヤガヤ、
今夜もまた、時間が過ぎてもあちこちで話の輪が広がっていました。

こうしてみんなと過ごせる時間が「木津川アート」なんだな〜。










制作ノートその8、「旧JA倉庫」おそうじ隊出動! 2


「旧JA倉庫」のお掃除の日もまた、暑い暑い日でした。
休憩は小まめにとりながらも、午前中には綺麗に片付けられました。


終わると、作家さんたちからどんな作品になるかをお聞きしました。


「僕たちは茶箱が欲しいです、ご協力をおねがいします」と作家さんがお願いすれば、
「あ、もしかしたらあるかもしれないです」とおそうじ隊の中からお返事があったり。

「竹細工などをしている方ご存じないですか?」と作家さんがつぶやけば、
「私、竹細工のサークルの会員です」と答える人がいたり・・・・、
新しい繋がりが生まれようとしていました。

お掃除だけではなく、いろんなことで作家さんや木津川アートの役に立ちたい!
これが「木津川アートファンクラブ」なのだ!


などと話していると、倉庫の片隅にいたこの子に・・・・


突然ニョキニョキ手が伸び、足が出て・・・・ジャジャジャーン!
僕こそ、初代たけのこタッキーだ!
 ずっと暗い倉庫の中にいたから、外に出られてうれしいよ〜!」
若い女の子とはしゃいでいました。


「あら、初代たけのこタッキーさん、それなら一緒に記念写真撮りましょうよ」


ハイッ、たけのこポーズ!

おそうじ隊のみなさん、暑い中本当にごくろうさまでした〜!


ちなみに、こちらが2代目たけのこタッキーくん。
「今日は営業がないので、そっとしておいてください」とのことでした!













制作ノートその7、「旧JA倉庫」おそうじ隊出動! 1


お盆も過ぎた土曜日、この日も朝から強い陽射しが肌を刺していました。
今日のおそうじ隊の会場は、上狛の「旧JA倉庫」。


「おはようございます。今日は荷物の移動が中心です、よろしくお願いします。」
おそうじ隊長の掛け声でスタートしました。


一度動き出すと、あとは早い早い!


見る見る間に倉庫の中の荷物が外に出されていきました。


倉庫の外に荷物が溢れ、移動先によって分類されます。


この倉庫は3つに分けられていて、それぞれに展示をする作家さんも一緒に力仕事をします。
宝塚芸術大学新宿キャンパス学外連携室の渡邉哲意さん


同じく宝塚芸術大学新宿キャンパス学外連携室の田島悠史さん
いや、それにしても長い名前!
2014年に引き続き2回目の参加です。(前回はURのロビー、ケーブルテレビのモニターを使った作品でした)


デジタルアートを展示する作家の森本加弥乃さん(手前)も重たい荷物運び。


彫刻・立体を展示する高石優真さん(左)も遅れて到着。
「ごくろうさまです!」


こうして、作家と共に市民ボランティアスタッフと事務局、
みんなで力を合わせて、旧JA倉庫は、どんどん綺麗になっていきました。




トラックに載せた荷物は、一時的な場所に保管されます。
またその荷下ろしがんばったスタッフに感謝。


見事に何もなくなった倉庫の中。
美しい・・・・

次回につづく・・・・









制作ノートその6、「古川邸旧筍工場」下見。


写真家、林直さんの会場は、「古川邸旧筍工場」。

会場担当は、同じ綺田地区にお住まいの藤原さん。(赤いツナギを着ている人)
この日の下見に一緒に同席し、古川さんと林さんのつなぎ役をしてくれました。
あ、ダジャレになっちゃった。


林さんの作品主旨と構想を古川さんに説明し、
どこを展示会場にするかをお互いに確認し合いました。


「奥は何の作業場ですか?」
「こちらはお茶の加工場だったところ。良かったら使ってもいいよ。」
「えっ、そっちもいいですか?」

そんなやりとりから、どんどん二人の距離が近づいていくのが感じられました。


筍の加工やお茶の加工・・・・、そんな道具たちが今も佇んでいます。


「どんな風景もそのまま活かしたい」と林さんの目も輝きます。


今度は座ってじっくり古川さんのお話を伺いました。

蟹満寺の総代を経験されたり、国見神社をはじめ、さまざまな役職をされてきた古川さん。
涌出宮の古川十人衆でもあり、古川座では、子供相撲を取り仕切っているそうです。


『こうした行事は、言わば「まちおこし」であり、五穀豊穣、子孫繁栄を祈ってのことなんや。』

まさに木津川アート2016のテーマ「いのち」を地元の人の言葉で語っていただいたような
そんな重みがありました。


古川さんが出してくださったのは、手作りのシソジュース。
暑い夏の午後に、ノドを潤すさっぱりとした甘さのジュースでした。



田の稲が日ごと育っています。

林さんをはじめ作家のみなさんが、制作の追い上げに頑張っている頃(10月8日)には、
刈り入れも終わり五穀豊穣を祝い、子孫繁栄を祈る御輿が、この綺田地域を練り行きます。
(その模様は、林直さんと藤原さんが作ったマチオモイ帖の「綺田帖」に載っています)

今年、木津川アートの作家さんもスタッフもぜひ山城町の秋祭りを観てください!
オススメです!!!









「8月 月1会」は新歓コンパでした! その2


作家もボランティアスタッフも事務局もごちゃ混ぜになって交流を愉しみました。


ここはなんか話込んでますね。


初めて参加した人と事務局の会話。


ここは若い人の大きな笑い声が。




とっても幸せな光景でした。
これだけで、今年の木津川アートも、うまくいきそうな気がしてきました。


木津の花火大会に木津川アート2016の宣伝をスタッフの濱さんが作ってくれましたが、
それをまたみんなで観ました。

すっごくおもしろい映像なんです!
これを観られなかった人、もったいないな〜。

映像が映るまでのなが〜い準備や、待ってる人たちが投げるツッコミもまたたのし。


宴もたけなわ、と言いますね、
愉快な時間を切りたくはなかったのですが、ここでお開きの記念写真を。


片付けも慣れたもんです、おそうじ隊。


気がつけば、日付が変わろうかという時間。

よく食べ、よくしゃべって、よく笑った!

みなさん、おつかれさまでした〜!



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